2016年4月22日(金)

企画展「長野まゆみと詩人たち」記念トークイベント第二弾「わたしたちが詩人になるまでに出会った物語」

ジュンク堂書店・池袋本店
イベント開催日: 2016年4月22日(金) 19:30〜

第1部・川口晴美(詩人)×藤原安紀子(詩人)×三角みづ紀(詩人)
第2部・田野倉康一(詩人)×望月遊馬(詩人)×そらしといろ(詩人)

昨年、『冥途あり』(講談社)で「第43回泉鏡花文学賞」「第68回野間文芸賞」を受賞された小説家・長野まゆみさん。
長野さんが綴る膨大な数の物語には、ふとした時に、宮沢賢治をはじめとする詩人や、詩が現れます。
2回にわたるトークイベントの第2回目は、長野さんの小説を愛読してきた6人の詩人たちが、長野さんの小説への想いをお話しいたします。
第1部の出演者は、川口晴美さん、藤原安紀子さん、三角みづ紀さんによるトークです。
第2部の出演者は、田野倉康一さん、望月遊馬さん、そらしといろさんによるトークです。
春の夜に語られる、詩人たちの長野まゆみの思い出をお楽しみください。

※出演者は30分ずつのトークを行って交代いたします。

【講師紹介】
詩人・川口晴美
1962年福井県小浜市生まれ。1985年に第一詩集『水姫』(書肆山田)を出版。十冊目の詩集『半島の地図』(思潮社)で2009年に第十回山本健吉文学賞を受賞。書評やエッセイを書き、大学やカルチャースクールで講師を務め、アンソロジー詩集の編纂も手がける。2015年に出した詩集『Tiger is here.』(思潮社)で、第46回高見順賞を受賞。

詩人・藤原安紀子
1974年京都府生まれ。大阪芸術大学写真学科卒。2002年、第40回現代詩手帖賞受賞。2005年に第一詩集『音づれる聲』を上梓、第16回歴程新鋭賞受賞。2007年『フォ ト ン』を発表。2013年『ア ナザ ミミクリ an other mimicry』にて第31回現代詩花椿賞を受賞。建畠 晢、北辻良央、浜田 優とともに詩誌『canalis』を不定期に刊行している。

詩人・三角みづ紀
1981年鹿児島生まれ。東京造形大学在学中に第42回現代詩手帖賞、第10回中原中也賞を受賞。第2詩集にて南日本文学賞と歴程新鋭賞を受賞。執筆の他、朗読活動も精力的に行い、自身のユニットのCDを2枚発表しスロヴェニア国際詩祭やリトアニア国際詩祭に招聘される。第5詩集『隣人のいない部屋』で第22回萩原朔太郎賞を受賞。

詩人・田野倉康一
一九六〇年東京生まれ。詩集に『行間に雪片を浮かべ』外四冊)、編書として入沢康夫『詩にかかはる』、共著に『身振りの相貌』、『複数の署名』などがある。二〇〇二年、詩集『流記』で第一三回歴程新鋭賞を受賞。長野とは保育園の年少組からの幼馴染で、中三あたりから彼女がノートに書いた「童話」を読み、『少年アリス』の書評を「図書新聞」に書く。

詩人・望月遊馬
1987年生まれ。広島市出身。詩集に『水辺に透きとおっていく』などがある。

詩人・そらし といろ
1988年、埼玉県生まれ。2013年7月に出版した第1詩集『フラット』(思潮社)で、第24回歴程新鋭賞を受賞。2015年11月に電子詩集『『モブキャラ生徒Aが彩る高校青春グラフィティ』も3期に突入な件。』(マイナビ出版)を発売。詩の他には、河出文庫『野川』長野まゆみ(著)の解説を担当。

★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)

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ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5

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