特に今回は展示空間の全体として層を意識しました。
設けられた層によって生み出される視覚的な揺らぎが作品に描かれた世界観により独特のリアリティを生み出しています。
広告や装丁では見られないミヤギユカリの世界をこの機会にぜひお楽しみください。
【プロフィール】
ミヤギユカリ
1965年、栃木県出身。
1990年代よりイラストレーターとして活動を始める。
ナイキやイッセイミヤケ、ワコールなどの広告、各種雑誌や書籍の装丁など幅広く活動。
「Reminisence」(1998年)、「ちち」(1999年)、「ambrosia」(2002年)など作品集を発表。
2004年、Nieves出版社(スイス)よりZineシリーズ「Kaguya, the bamboo princess(竹取物語)」を出版。
2005年「Rabbite and turtle」(Nives and Happa-no-Kofu)、「シカ星」(葉っぱの坑夫)、
2008年「AKAZUKIN」(Nives and Happa-no-Kofu)などがある。
2011年、iPad用デジタルブック「AKAZUKIN」発売。