今回、その未綴じであった『綴じ見本帳』を、造本見本帳なりに綴じました。全て同じ規格の中綴じの本ですが、1冊1冊異なる糸綴じに仕立て、
それぞれに表情を持たせました。2号館1F書店内ギャラリーでは、その綴じられた『綴じ見本帳』約50冊を展示・販売します。
1つ1つ違う綴じからなる見本帳は本でもあり、作品でもある。造本見本帳とは?
太田泰友(ブックアーティスト)と加藤亮介(デザイナー)による、造本の面から〈物質としての本〉の可能性を追求するプロジェクト。
様々な造本の要素を抽出し、〈見本〉という形をとった作品を制作している。
これまでの主な出展に、21_21 DESIGN SIGHT 企画展「単位展 ― あれくらい それくらい どれくらい?」(2015年、東京)、「TAKEO PAPER SHOW 2014 “SUBTLE”」(2014年、東京)などがある。
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