2016年3月14日(月)

代官山 蔦屋書店 東京国際文芸フェスティバル 私小説家・川崎長太郎フェア 川長組(平出隆・青木淳・斉藤秀昭・大室佑介)トークイベント「世界文学と物置小屋」 

東京国際文芸フェスティバルの開催を記念し、代官山 蔦屋書店では建築フロアでも関連フェアとイベントを開催いたします。

「私小説家・川崎長太郎 海辺の小屋から世界へ」

川崎長太郎が寝起きした「海辺の物置小屋」の精密な再現模型を中心に、長太郎の文学作品のほか、平出隆、青木淳らの関連書籍を陳列し、文学と建築が交錯する貴重な場が生みだされる。

長太郎の死没から三十年の節目を越えた今、日本独自の文学表現である「私小説」を物置小屋にのせて、世界へ発信する。(フェア期間:2月29日~3月31日)

3月14日には川長組(平出隆、青木淳、齋藤秀昭、大室佑介)によるショートレクチャー&トークイベントも開催。

【参加方法】
代官山 蔦屋書店店頭、お電話、またはオンラインストアにてトークイベントの参加券(1,000円/税込)または各参加対象商品をご予約・購入ください。

【対象商品】
・イベント参加券(1000円/税込)
・<限定販売>海辺の小屋模型(1,296円/税込)
・『遊歩のグラフィスム』平出隆(岩波書店 3,672円/税込)
・『JUN AOKI COMPLETEWORKS 3』青木淳(LIXIL出版 3,888円/税込)

【ご注意事項】
・ご予約は定員に達し次第終了とさせていただきます。
・参加券の配布はお一人様1枚までとさせていただきます。
・オンラインでのお申し込みは3月12日(土)までとさせて頂きます。

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【プロフィール】

■スピーカープロフィール

平出隆(ひらいで・たかし)
詩人 / 造本家
1950年 福岡県生まれ
1976年 一橋大学 卒業
1978年~87年 河出書房 勤務
2010年 via wwalnuts社 設立
現在 多摩美術大学教授

詩・小説・短歌・批評・紀行文・エッセイなど、文学の諸形態が混じりあう領域での作品の制作を行っており、「詩の中から新しい散文を生む」(大江健三郎)実験と評される。読売文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞など受賞多数。近年、小説『猫の客』が多国語で翻訳出版され国際的ベストセラーとなる。

青木淳(あおき・じゅん)
建築家
1956年 神奈川県生まれ
1982年 東京大学大学院修士課程 修了
1983年~90年 磯崎新アトリエ 勤務
1991年 青木淳建築計画事務所 設立

建築作品として住宅、美術館や体育館などの公共建築、一連のルイ・ヴィトンの店舗に代表される商業施設など多岐に渡る。吉岡賞、日本建築学会賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞など受賞多数。3月には「JUN AOKI COMPLETE WORKS 3 2005-2014青木淳完全作品集 第3集」(LIXIL出版)を刊行予定。

齋藤秀昭(さいとう・ひであき)
日本近代文学研究者
1971年 神奈川県生まれ
2007年 法政大学大学院人文科学研究科
日本文学専攻博士課程単位取得満期退学
現在 大正大学・十文字学園女子大学非常勤講師

専門は私小説研究(特に川崎長太郎)。編著に『私小説ハンドブック』(2014年勉誠出版)、川崎長太郎『姫の水の記』(2014、東京パブリッシングハウス)等。なお川崎長太郎『老残/死に近く』、同『泡/裸木』、同『ひかげの宿/山桜』(全て講談社文芸文庫)の編集にも携わる。

大室佑介(おおむろ・ゆうすけ)
建築家
1981年 東京都生まれ
2007年 多摩美術大学大学院修士課程 修了
2007年~2009年 磯崎新アトリエ 勤務
2009年 大室佑介アトリエ 設立

建築を主題とした「Hausシリーズ」、改修を主題とした「Raumシリーズ」、秋山画廊(千駄ヶ谷)での個展のほか、「伊良子清白の家」(三重県鳥羽市)の移築や、「川崎長太郎の物置小屋」(神奈川県小田原市ほか)の再建計画などに携わる。

会期 2016年03月14日(月)
時間 19:30~21:30
場所 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
定員 70名
主催 代官山 蔦屋書店
共催・協力 川長組
問い合わせ先 03-3770-2525

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オンラインストアでの受付は2016/3/12(土)午前9時の受注分までとさせていただきます。
※オンラインストアでの参加券または建築模型での受付はクレジットカードでのみ承っております。

代金引換でのご注文はキャンセルとなりますのでご注意ください。

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