『〈花〉の構造』 日本文化の基層刊行記念としまして石川九楊先生の講演会を開催します。
先生のお話を直接聞ける機会ですので、ご興味ある方は是非ご参加下さい。
【書籍内容説明】
〈花〉とは 外部に向けてさらされた生殖器官だ。われわれは、身のまわりに当たり前にある〈花〉の「本当の姿」を見過ごしている。日本人は、国が成り立った万葉の時代 から現代まで、〈花〉にあふれ、〈花〉に埋もれ生きている。万葉、古今、新古今は云うにおよばず、昨今の流行歌に至るまで、日本人は〈花〉に四季を、そし て男と女の性愛を歌っている。東アジアの周辺である日本は、中国から輸入した〈花〉を漢字語からひらがな語への決定的転換によって、独自の文化として昇華 していった。本書は、四季のみならず男と女の交わりの象徴である〈花〉によって古代から現代までの日本を読み解いていく、新日本文化論である。
[ここがポイント]
◎ 万葉、古今、新古今の時代から現代の流行歌まで続く〈花〉の日本文化論。
◎ 書家・石川九楊が語る新しい日本論。
石川九楊(いしかわ・きゅうよう)
1945年 福井県越前市生まれ。
京都大学法学部卒業。
現 在 書家・評論家,京都精華大学客員教授。
主 著 『書の終焉』同朋舎出版,1990年,サントリー学芸賞受賞。
『日本書史』名古屋大学出版会,2001年,毎日出版文化賞受賞。
『近代書史』名古屋大学出版会,2009年,大佛次郎賞受賞,などほか多数。
【開催日】2016年4月15日(金)
【開催時間】19時~
【開場時間】18時45分
【場所】書泉グランデ7階
【お問い合わせ】書泉グランデ4階
【定員】60名様
【参加方法】書泉グランデ4階にて、『〈花〉の構造』 日本文化の基層(税込2,160円)をお買い上げの方に参加券をお渡しします。
なお、電話でのご予約も承ります。
※参加券配布日は、決定次第お知らせします。
※書籍発売日は、3月下旬予定です。