【満員御礼】となりました。
ジュンク堂書店・池袋本店
イベント開催日: 2016年5月25日(水) 19:30〜
かつて1980年代のアメリカは、インフラの整備が追いつかず「荒廃するアメリカ」(America in Ruins)と呼ばれました。今日の日本でも高度経済成長期に整備されたインフラはまもなく50歳という年齢に達します。くわえて、急激な気候変動によって多発する大型台風や集中豪雨、また火山活動の活発化や大地震の可能性もでてきました。
にもかかわらず、私たちの国は新自由主義的な「競争と短期評価」というドグマにしばられて十分な対策をとれずにいます。
私たちは、先人たちの経験から何を学ぶことができるのか。そして、何から優先して取り組むべきなのか。そもそも人が国土に「根を張る」ということは何なのか――注目の著者二人が国土学の哲学と実践を語り尽くします!
【講師紹介】
大石 久和(おおいし ひさかず)
1945年生まれ。兵庫県出身。京都大学大学院工学研究科修士課程修了後、建設省入省、建設省道路局長、国土交通省技監等を歴任。財団法人国土技術研究センター理事長を経て、現在、同センター国土政策研究所長、京都大学大学院経営管理研究部特命教授、公益社団法人日本道路協会会長。専門は国土学。著書に『国土が日本人の謎を解く』(産経新聞出版)、『国土と日本人』(中公新書)、『築土構木の思想』(共著、晶文社)等多数。
藤井 聡(ふじい さとし)
1968年生まれ。奈良県出身。京都大学卒業後、同大学助教授、東京工業大学教授等を経て、現在、京都大学大学院工学研究科(都市社会工学)教授、同大学レジリエンス実践ユニット長、ならびに第二次安倍内閣・内閣官房参与(防災減災ニューディール担当)。専門は実践的公共政策論および人文社会科学研究。文部科学大臣表彰等受賞多数。各種メディア等での執筆活動等で盛んな言論活動を展開。著書は『大衆社会の処方箋』(北樹出版)、『プラグマティズムの作法』(技術評論社)、『社会的ジレンマの処方箋』(ナカニシヤ出版)、『列島強靭化論』(文藝春秋)、『土木計画学』(学芸出版社)等多数。
★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)
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