アメリカを代表するブックデザイナーのチップ・キッドさんと、日本を代表するブックデザイナーの祖父江慎さんが、4月23日に六本木にオープンする「スヌーピーミュージアム」で夢のコラボレーションを果たしました。
今回のイベントでは、オープンにあわせて来日されるチップ・キッドさんと祖父江さんが向かい合い、スヌーピーやピーナッツ、そして日米のブックデザインについて、豪華にも2夜にわたって語り合います。
第二夜は、お二人の考える「ブックデザインのいまとこれから」について。
チップ・キッドさんは『ジュラシック・パーク』や村上春樹作品の米国版デザインをはじめ、多彩なデザインで広く知られています。一方、ピーナッツへの造詣も深く、昨年10月、2冊目となるピーナッツのビジュアルブック“Only What’s Necessary: Charles M. Schulz and the Art of Peanuts”を刊行し、日本語版『スヌーピーとチャールズ・M・シュルツの芸術』(DU BOOKS)もミュージアムの開館にあわせて発売されました。
祖父江慎さんは、『伝染るんです。』『GOGO MONSTER』などのブックデザインのほか、2013年の「スヌーピー展」などピーナッツの関連本やグッズのデザインを手がけてきました。日比谷図書文化館で3月22日まで開催された「祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイン」では、過去に手がけた2500冊にも及ぶブックデザインの奥行きを披露したばかりです。
ブックデザインの最前線にいるお二人がどんな話をしてくれるんでしょうか。前代未聞の日米ブックデザイナー巨頭対談。
ぜひお見逃しなく!
■スヌーピーミュージアム
http://www.snoopymuseum.tokyo/
【出演者プロフィール】
チップ・キッド(ちっぷ・きっど/Chip KIDD)
1964年生まれ。ニューヨーク市在住のグラフィックデザイナー兼作家。世界各国の有名作家の装丁を数多く手掛ける。日本では米国版の村上春樹作品の表紙を担当したことで知られている。
祖父江慎(そぶえ・しん)
1959年生まれ。ブックデザイナー。コズフィッシュ代表。人文書、小説、漫画などの書籍の装丁やデザインを幅広く手がける。意図的な乱丁や斜めの断裁など、装丁の常識を覆すデザインで注目を集める。 近年、「スヌーピー展」「エヴァンゲリオン展」「ゲゲゲ展」「ゴーゴーミッフィー展」など、展覧会のグラフィック、アートディレクションも手がける。
時 間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order