2016年4月15日(金)

石旅ラブ! 石といつまでも 市川礼子『石ってふしぎ』(柏書房)刊行記念トークイベント

一口に「石」といっても、実にさまざま。噴出するマグマが冷却し、ふしぎな形を呈している自然石。自然のなかに点在するミステリアスな石造物。今も人々の生活のなかに残る石橋や石畳。やさしい笑みをたたえる石像など……。

イベントでは、『石ってふしぎ』の著者であり、日本の各地の石を訪ね「日本列島 石の物語」という連載を『交通新聞』で10年以上にわたって続けている市川礼子さん、本書の装丁を担当なさった矢萩多聞さん、路上観察学会会員で、同じく石に造形の深い林丈二さんをゲストにお迎えし、それぞれの大好きな石、気になる石など、3人がこれまでに出会ってきた石についての熱いトークを展開します。

装丁の裏話なども飛び出すかも?ぜひお気軽にお出かけくださいませ。

開催日:2016年4月15日(金)
時間:19時30分スタート/21時終了予定  *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
会場:Title 1階フロア特設会場:参加費
1ドリンク500円
定員:20名

お申し込み
手順1:メールの件名にイベント名と、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。

title@title-books.com

手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。

手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。

お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます。

市川礼子(いちかわ れいこ)
東京生まれ。出版社勤務を経てフリーランスライターに。日本旅のペンクラブ会員。歴史ある町並みや温泉、食などの分野を中心に『ジパング倶楽部』『旅の手帖』その他月刊誌などに執筆。子どものころからなぜか石に興味があり、2003年からは『交通新聞』で「日本列島 石の物語」を連載。カメラを相棒に北から南まで石の旅を続けている。著書に『カメラを持って旅に出よう。』など。写真は、沖縄の久米島にある畳石にて。

矢萩多聞(やはぎ たもん)
1980年横浜生まれ。画家・装丁家。中学1年で学校をやめ、ペンによる細密画を描きはじめる。95年から、南インドと日本を半年ごとに往復し、日本帰国時に個展を開く。2002年から本づくりの仕事にかかわるようになり、これまでに400冊を超える本を手がける。12年、事務所兼自宅を京都に移転。現在はインド(バンガロール)・東京・横浜・京都を行き来し、装丁、ペン画、イベント企画など、多岐にわたる活動を続けている。著書に『偶然の装丁家』(晶文社)がある。

林丈二(はやし じょうじ)
1947年東京生まれ。著述家。イラストレーター。明治文化研究家。路上観察学会会員。小学生のころより絵を描くことが好きで、高学年では学友の趣味を調べるなど、調査マニアの片鱗をみせる。武蔵野美術大学卒業。路上観察学会発足時より発起人の一人として参加。近年は明治の新聞記事・挿絵の収集・分析などにも意欲的に取り組んでいる。著書に『マンホールのふた(日本篇)(ヨーロッパ篇)』『目玉の散歩ノート』『路上探偵事務所』『イタリア歩けば』『猫はどこ?』『ガラクタ道楽』『明治がらくた博覧会』『東京を騒がせた動物たち』『林丈二的考現学――屁と富士山』ほか多数。

イベント情報の詳細はこちら