『ふしぎなキリスト教』から5年―。
宗教右派の台頭、シャルリー・エブド襲撃事件、アメリカ大統領選における福音派の動向、カトリック神父による性虐待を描いた映画『スポットライト』のアカデミー賞受賞と、世界と宗教をめぐる話題にはことかきません。
根底にある宗教的背景を知らずに、世界情勢も西洋美術も語れない現実。
「1%未満」と言われてきた知られざる日本のキリスト教の実態を描いた『キリスト教のリアル』刊行を記念して、同書内にも登場したロッカー牧師・関野和寛さん(牧師ROCKSベーシスト)を招き、編著者と共に語ります。
モデレーターは、『ヴァティカンの正体―究極のグローバル・メディア』著者の岩渕潤子さん。
「一神教は怖いってホント?」「そもそも政教分離ってナニ?」
「サブカルと宗教のカンケイは?」など、素朴な疑問に答える濃密な時間はいかがですか?
世界の諸宗教との比較などから、深くてオモシロいキリスト教談義を楽しみましょう。
信者の方はもちろん、「信じるつもりはないが知りたい」という方、大歓迎です。
松谷信司 (まつたに・しんじ)
週刊「キリスト新聞」、季刊「Ministry(ミニストリー)」編集長。福島県生まれ。埼玉大学卒。テレビ朝日系制作会社に勤務の後、5年間の 小学校教員生活を経て転職。2011年より有志実行委員を募り、教会版コミケ「いのり☆フェスティバル」を毎年開催。遊びながら聖書に親しめるカードゲー ム「バイブルハンター」を企画。
関野和寛(せきの・かずひろ)
日本福音ルーテル東京教会牧師。東京都生まれ。学生時代にXJAPANやLUNASEAに衝撃を受け、ロックミュージシャンを目指しバンド活動に明け暮れる。青山学院国際政治経済学部、日本ルーテル神学校卒業。2013年、牧師仲間と共に牧師ROCKSを結成。坊主バンドとの対バンやライブハウスでのイベント出演などで注目を集める。
岩渕潤子(いわぶち・じゅんこ)
アグロスパシア株式会社取締役・AGROSPACIA編集長、青山学院大学総合文化政策学部客員教授。神奈川県生まれ。高校卒業後、米、伊、英などで美術品蒐集史、美術館運営を学ぶ。静岡文化芸術大学准教授、慶應義塾大学教授を歴任。近著『ヴァティカンの正体―究極のグローバル・メディア』では文化国家としてのヴァ ティカンの戦略に焦点をあて検証した。
時 間 _ 19:00~21:00 (18:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order