写真家の花代にとって愛娘の点子は常に大切な被写体であり続けました。
花代は点子が生まれた直後から、東京とベルリンを行き来しながら成長をしていく愛娘の姿を母として、写真家として撮影を続けています。
被写体の点子が幼少期に出会った1冊の大切な本が、1973年に刊行された沢渡朔による「少女アリス」でした。花代の写真には点子が絵本を読むように「少女アリス」を愛読している姿が写されています。
点子が15歳になったとき「少女アリス」を撮影した沢渡朔と出会います。
その後点子は沢渡にとっても重要な被写体となりました。
沢渡は出会いから5年間をかけて「少女アリス」を撮影した時のような距離感で点子を被写体とした作品を生み出します。
本書は、母である花代が撮影してきた作品でもあり点子の成長の記録でもある写真群と沢渡による「少女アリス」の系譜にある作品が、点子という被写体によって交差することで生まれた写真集です。
代官山 蔦屋書店での刊行記念トークイベントでは、現代美術や演劇の分野で活動する飴屋法水をゲストに迎えます。
共に展示やパフォーマンスを行うなどアーティストとして交友のある2人に、『点子』を軸に語っていただきます。
【参加条件】
代官山 蔦屋書店でのいずれかのご購入
①写真集『点子』
②参加券(税込1000円)
【お申込み方法】
①代官山 蔦屋書店 店頭(2号館1階レジ)
②オンラインストア
③お電話 03-3770-2525 アートフロア
【対象商品】
写真集『点子』(case publishing)
【ご注意事項】
*参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
*イベント会場はイベント開始の15分前からで入場可能です。
*当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
*参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
*止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
【プロフィール】
Hanayo 花代
東京ベルリンを拠点に活躍するアーティスト。
写真家、芸妓、ミュージシャン、モデルなど多彩な顔を持つ。
自身の日常を幻想的な色彩で切り取る写真やコラージュ、またこうした要素に音楽や立体表現を加えたインスタレーションを発表する。
パレ・ド・トーキョーなどの個展、展覧会多数。
Jürgen Paapeとカバーしたjoe le taxiはSoulwaxの2ManyDjsに使われ大ヒットしたり、tony conradと舞台音楽で共演、bernhard willhelmのショウでライブパフォーマンス、近年ではDiorの広告写真も手掛けた。
写真作品集に『ハナヨメ』『MAGMA』『berlin』、音楽アルバム『Gift/献上』『wooden veil』などがある。
ギャラリー小柳所属。
www.hanayo.com
会期 | 2016年04月10日(日) |
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時間 | 19:30~21:00 |
場所 | 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース |
定員 | 70名 |
主催 | 代官山 蔦屋書店 |
共催・協力 | Case Publishing |
問い合わせ先 | 03-3770-2525 |
オンラインストアでの受付は2016/4/8(金)午前9時の受注分までとさせていただきます。
※オンラインストアでの受付はクレジットカードでのみ承っております。代金引換でのご注文はキャンセルとなりますのでご注意ください。