2016年4月21日(木)

【満員御礼】石黒健治 作品集『不思議の国 FAIRYLAND』(彩流社)出版記念対談 石黒健治 × 前田利昭 ~「写真集」ができるまで―「写真」を撮ること、「写真」を視ること、「写真」とは?~

「写真」を視て、“はっ”としてしまった、そういう経験をお持ちの方はおそらく少なくないと思います。知りたかったことへの、気付きへの端緒を幽かに感じ取った、そういう経験かもしれません。

今回は写真家の石黒健治さんの第3作目の作品集『不思議の国 FAIRYLAND』(彩流社)の刊行を記念して、石黒さんと、プロカメラマンへの登竜門月刊『日本カメラ』(日本カメラ社)の編集長で、この作品集の構成をなさった前田利昭さんとのトークショーをおこないます。石黒健治さんは60年以上もの間写真を撮り続けてこられて、今なお撮られています。これまでには劇映画のカメラマン、映画監督、ビデオ、脚本などと幅広いお仕事もされてきました。石黒さんが撮られた1枚1枚の「写真」を前田さんはどのように視て、前田さんと石黒さんとでどのように構成を考えられて、1冊の作品集にまで仕あげられたのでしょうか。

写真家と雑誌編集者のおふたりに「写真集ができるまで」と、製作過程でのエピソードや石黒さんの写真について、そして「写真の現在」まで熱く語っていただきます。

石黒健治(いしぐろ・けんじ)
福井県鯖江市生まれ。1959年、桑沢デザイン研究所終了。同年、写真協会新人奨励賞受賞。主な写真展には「不幸な若者たち」「ナチュラル」「シアター」「夫婦の肖像」「琉球弧物語抄」等がある。主な写真集には『広島HIROSHIMA NOW』(深夜叢書社、1970年)、『ナチュラル ONENESS』(ノーベル書房、1992年)、『沸騰時代の肖像 PORTRAITS OF THE 60s』(文遊社、2006年)、『健さん』(彩流社、2015年)等がある。その他、ミステリードキュメント『サキエル氏のパスポート』(光人社、2001年)を出版。映画『人間蒸発』(今村昌平監督)の撮影監督、『無力の王』(東映セントラル)では監督を担当した。2012年から写真ワークショップ「真眼塾」塾長。

前田利昭(まえだ・としあき)
1950年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、日本カメラ社入社。以後『日本カメラ』誌編集部に在籍。2005年編集長に就任。日本の写真界を牽引し続けている。

開催日:2016年4月21日(木)
時間:19時30分スタート/21時30分終了予定  *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
会場:Title 1階フロア
参加費:500円+1ドリンク500円
定員:20名

お申し込み
手順1:メールの件名にイベント名と、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。

title@title-books.com

手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。

手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。

お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます

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