天狼院書店店主の三浦でございます。
発端は、およそ二年前のことでした。
「本を読んで、お金をもらえる仕事があったらいいよね?」
ふと、あるアイデアが頭に浮かび、スタッフにこう言っていました。
生まれて、これまで、本にどれくらい投資してきたかわかりません。
かなりの額が費やされたろうと思います。
もし、本を読んで、たとえば、その本の代金分だけでもお金がもらえるという「夢の仕事」があったら、どうでしょう。
僕だったら、間違いなく入ります。
そんな「夢の仕事」を作ることができないかと、この二年間、事ある毎に考えてきました。
また、様々な方法論を考えました。
昨年末より、その動きが本格的になり、いよいよ、組織としてそれを立ち上げることに決めました。
その「夢の部活」こそが、
「月刊天狼院書店」編集部、通称「読み部」です。
いうなれば、
「本好きの、本好きによる、本好きのための部活」。
天狼院の定義としては、単に本を「読む(リーディング)」だけでは、読書はまだ不完全なんですね。
読んだ後に「書く(ライティング)」ことによって、はじめて読書が完結すると考えます。
まるで「タンポポの種」のように、読んでふわふわと頭の表層を浮遊しているものを、書くことによって地面に定着させる。
そうすることによって、はじめて、種は根づき、やがて実がなると思うんです。
そんな本質的な読書を、楽しみながらやるのが、「月刊天狼院書店」編集部、通称「読み部」です。
今回、そこで本を読むためのスタッフ「読み人(よみびと)」を、大募集することにいたしました。
大学生限定とさせていただきます。
やっていただくのは、天狼院の定義する「読書」です。
つまり、読んで、書いてもらいます。
それで、書いた記事が優れていると天狼院が判断した場合、Web天狼院書店の、今用意している新しいメディアに掲載し、その掲載料として、読んだ本の金額(1記事上限2,000円)を支給いたします。
「え? 本を読むのは好きだけど、書けるかな?」
とお思いの皆様、心・配・御・無・用でございます。
読んで書くための「リーディング・ハイ」ライティング講座(通常1回¥5,000)を用意しております。
スタッフ「読み人」の皆様には、これを無料で受講していただけます。
さらに、毎週日曜日朝に開催している天狼院の大人気読書会「ファナティック読書会」(通常1回¥1,000+1オーダー)にも、無料で参加できます。
さらにさらには、本屋をまるごと編集してしまう、おそらく世界の書店史上初めての試み「月刊天狼院書店」編集部に、編集者として参加できます。なんと、その参加費も無料です。
好きな本を読み、
それがWeb天狼院書店というメディアに掲載され、
プロに文章の書き方も教わることができ、
お客様と大好きな本について「熱狂的(ファナティック)」に語り合うファナティック読書会に参加でき、
さらには、今人気の書店の「編集」にも携わることができる。
しかも、掲載された分の本の代金が支払われる。
どうでしょう、これが天狼院が提示する「夢の部活」です。
僕の悲願です。
おそらく、応募が殺到すると思いますので、エントリー方式にしたいと思います。
お早めにご応募ください。
Web天狼院書店の「お問い合せ」フォームからご応募ください。
こちらから→ お問い合せフォーム
「題名」の欄には「読み人募集への応募」と記入ください。
「メッセージ本文」には、以下の項目を記入ください。
①履歴書に相当する記述
②応募動機
③課題文「自分が最も好きな本を一人でも多くの人に読んでもらうための文章(2,000字程度)」
選考後、一次審査を通過した方にのみ、担当者より、説明会への招待メールをお送りします。
その後、店主の面接を経て、正式に参加となります。
それでは、一人でも多くの、優れた「読み人」の皆様のご応募、お待ちしております。
お友達もお誘い合わせの上、ぜひ、チャンレジしてみてください。
どうぞよろしくお願いします。
【要項】
条件:大学生(大学院生)
読む時間帯場所:好きなときに、いつでも、どこででも
書く時間帯場所:好きなときに、いつでも、どこででも
ファナティック読書会:毎週日曜日朝9:00
「月刊天狼院書店」編集部:第1・3日曜日11:30〜13:30
*「ファナティック読書会」や「月刊天狼院書店」編集部が開催される毎週日曜日午前中〜昼の時間帯を空けられる方を優先します。
募集地域:東京天狼院(池袋)/福岡天狼院(福岡天神)に通える距離
*本部活のメンバーは、天狼院の正式なアルバイトスタッフが募集される場合、選考にて優遇されます。
*正式なスタッフではないので、対象となるイベント以外の天狼院のイベントには、無料で参加することはできません。
【天狼院書店へのお問い合わせ】
TEL:03-6914-3618