こんにちは。天狼院書店スタッフの山中です。
2013年9月にオープンから、天狼院書店では『READING LIFE』〜本のその先にある体験〜をテーマに様々なイベントを開催してまいりました。
中でも代表的なものが「フォト部」
プロのカメラマンを講師に招き、講義、ワークショップを通して撮影技術。瞬間の切り取り方や、物の見方。はたまたカメラの選び方まで指導しています。
書店が行う!というくらい敷居の低いイベントであり、最大のテーマは「写真を楽しむこと」
毎回初参加の方が3割ほどいらっしゃり、参加者みんなで写真の楽しさを共有しています。
そんなフォト部、2014年1月から毎月2回の開催を定期的に行ってまいりましたが、ついに累計参加人数1200人超!!
カメラを始めたばかりの方から、長年趣味としてやられている方。高校生から定年された方まで、老若男女本当に様々な方にご参加いただいてきました。
そんな中で
「写真を楽しむことから、もうワンステップ上に行きたい」
「写真を作品として作り上げたい」
「他の人がとれないような写真を撮りたい」
「もっともっと写真が好きになりたい」
という多くの声にお応えして、
この度、「天狼院フォト部」がパワーアップ!さらに実践的な技術をプロが教える写真講座として「天狼院フォトゼミ」の開講が決定いたしました!!
天狼院のゼミとは?
目標を達成するために超実践的な技術を学べるイベント。大学のゼミのように参加者みんなで、学んでいきます。(現在、「ライティング・ゼミ」「法学ゼミ」「英語ゼミ」など約250名が参加中)
フォト部では毎回テーマを変えて単発なイベントとしてやってきましたが、フォトゼミでは月二回、6ヶ月かけて全12回で実践的にカメラのスキルを磨いていきます。
先生は、プロとして第一線で活躍する一方で天狼院フォト部として多くの方を指導されてきた、プロカメラマンの榊智朗先生です!!ゼミを通して、他の誰でもない自分だけの世界を見つける目線。
世界を見つめる“カメラマンズアイ”を身につけていきましょう!
このゼミの最終目標は、2016年夏オープン予定 京都天狼院 ギャラリースペースへのグループ展!こちらでフォトゼミのグループ展をすることを目標に作品を作り上げていきます。
当社、天狼院書店。ありがたいことに多くのメディアに注目をいただいております。(メディア掲載参照)それだけ多くのマスコミ関係の方が注目している中で展示会を開催することができるのです!
また、ただ写真を学び、取りに行くだけではつまらない。どうせならば写真を撮りたい場所に行きたい!という夢をそっくりそのままくっつけてしまいました!
なんと天狼院・旅フォトゼミでは、ワークショップとして実践して写真を撮るために旅行にも繰り出してしまいます!
しかも3回も!旅先で楽しんで、しっかり写真の技術も学んでいきます!もちろん、グループ展を開催予定の「京都」にも!!
天狼院でしかできない写真教室をと、とことんやりたいことをやり尽くしていきたいと考えております。
内容はこちらの3 つ【LIVE】【WORK】【TRIP】
【LIVE】講義を通してプロの知識をしっかりとインプット
テーマは
・カメラの基本
・スナップ
・モデル撮影
・物撮り
・風景
・写真の編集……など(カリキュラムはページ下部参照)
写真を学ぶ!技術を磨く!と言っても、テーマは様々。まずは総合的に知識として学んで実践に移っていきます。
自分の写真を一つの作品として作り上げる。というとなかなかハードルが!ということもありますが、いろいろな撮り方を学ぶ中で自分の撮りたいものを見つけていきましょう。
講義ではそのための糧となる情報をどんどんとインプットしていきます!
また、今までなんとなく感覚で使っていた部分を明確化して、撮りたい時に、撮りたい写真が撮れるようにしていくのもこの講義では重要なポイント!
見たままの、描きたい光景を写真に映し出すのっていざ、シャッターを押す状況になるとなかなか難しいものですよね。痒い所のなかなか手が届かないという感じ。笑
撮りたい時に撮りたいものを撮れるのがプロ。わからないところ、もっとこうしたいところを【LIVE】を通して学んでいきます。
直接聞いて「プロの視点」「考え方」から多くのことを吸収していきましょう!
プロカメラマン榊先生はもちろんですが、
榊先生:物事には色々なプロがいる。いろんな人の話を聞くことが必要!
ということでカメラ選びのプロ、モノクロ写真のプロ、レタッチャー(写真編集のプロ)など多くをゲスト講師としてお招きしての講義も予定!
なんと、暗室にてモノクロ写真を自分の手で現像する回も予定しております!
実際に撮影する前に、まずは知識としてインプットすることで、その後行う撮影会をより充実したものにしていきます。
【LIVE】自分世界をさらに広げていくため座学にて知識をインプット
【WORK】自分の写真を人に見せることで写真を上達させる
プロのカメラマンに「写真が上手くなるためにはどうしたらいいですか?」と尋ねると、こう答えられます。
「撮った写真を人に見せなさい」と。
写真を好きで、多くの写真を撮っていると、いつの間にやらメモリーに同じような写真ばかり並んでしまっているという経験みなさんあるのではないでしょうか?
榊先生曰く、「自分の好きなものをとことん撮る。これもいいでしょう。こだわりを持ってとり続ければ写真はどんどんと熟成していきます。しかし、気づけば一つのものしか取らなくなる。」確かに。
これは写真が好きな人ほど陥りやすいものだそうで、どんどん自身の世界で凝り固まってしまう。こうなると同じような写真ばかり撮ってしまう。
しかし、これ打破するためにシンプルなひとつの方法がありました。それは「人に写真をみせること」
人に写真を見せること、人の写真を見ることによって世界は大きく変わります。女性がだんだんと綺麗になっていくように、写真も見られることでどんどんと美しくなっていくのかもしれません。グループで学んでいく中で、それぞれの写真を講評し、自分の視点を変えていきましょう’。
【WORK】では毎回、写真を3枚印刷して持ってきていただき、それを発表、講評していきます。(その回に参加できず通信にて受講するという方は、事前にデータとしてお送りいただければご参加いただけます。)しかもその3枚とは、自分の気に入った写真3枚ではありません。「気に入った写真1枚」と「その前後に撮影した写真」の計3枚を提出していただきます!
榊先生より:撮った写真は消すのは良くない。気にいた写真の前後が重要で、なぜ前後の写真より、この一枚が好きなのか、見つめ直すことが重要。
毎回、計3枚を提出、講評することで、自分の感性を見つめ直していきましょう!
そして、講評するのは、自分たちの写真だけではありません。
先生が指定する映画、本を事前に見てきていただき、その内容もゼミにて講評していきます!
映画を見て写真が上達する?そう、映画とは、画像が連続して映し出されているもの。そこには、「カット割り」「構図」「配置」「色」など、写真に生きる要素がたくさん詰まっているのです!
本も同様。その人の感じ方や、考え方が写真に多くの影響を与えてくれます。いろんな人に自分お写真を見せる。いろんな作品に触れる。考えることで自分のカメラマンとしての視線を磨いていきましょう。
【WORK】自分の写真を人に見せる、人の作品を公表することで新たな世界を発見し、自分を見つめ直す。
【TRIP】「スナップ+料理(物撮り)+風景=旅」旅には全てがある。旅先で最高の一枚が撮れれば完璧!
さて、このゼミの一番の注目ポイントそれはこの【TRIP】です!
目の前に素敵な被写体があって。驚くような光景があって。残しておきたい思い出があって。見返したくなる笑顔がある。
そんな時、自分の視点で見つめたものを写真に残せば、それはもうあなたの作品となります。
なぜ、旅で写真が撮れれば完璧なのか。
榊先生より:旅には全てがある。人もいれば、風景もある。美味しい食べ物があれば、見たことのない光景を目にすることもある。そんな中で自分の視点を持って作品を撮ることができれば完璧だ。
そう、旅には写真の全てがあるのです!
注目の旅先は 江ノ島 日光 そして 京都!!大型バスをチャーターして、新幹線に乗って、カメラ学習旅行!!(旅行代も入るとなるとほぼほぼ原価なのですが、これはもういけたら最高だというわけで、内容に盛り込ませていただきました。笑)
しかも、旅先では先生による講義は行う他にプロがガチンコで撮影する様子を見学していただきます!
冒頭でも、あげましたが講師は最前線で実際に活躍するプロカメラマン。
聞くな!見て学べ!というわけではないですが、プロが撮影する様子を見ることで、多くのことが学べるのではないでしょうか?
旅=非日常 日常の中で凝り固まった写真を変え、自分の目線で世界を見つめる”カメラマンズアイ”を磨いていきましょう!
【TRIP】撮影のために旅へ!!世界を広げ、自分の”カメラマンズアイ”を見つける。
その他にも、月後半の撮影会では
・プロの機材を使い、モデルさんをお呼びして「スタジオ撮影会」
・美味しい写真をを撮る「ご飯撮影会」
・物の魅力を引き出す「物撮り」
を予定!しています!
そして天狼院・旅フォトゼミこれだけでは終わりません。
実は天狼院書店、この夏より雑誌を創刊予定。この雑誌に自身の撮った写真がクレジット付きで掲載されるかもしれません!
また、編集者(クライアント、撮りたい写真がある人)の要望にどう答えていくか、という観点で撮影会も開催予定。
「カメラ持ってるの!写真撮って!」という声にもう困らないかもしれません。
締めくくりに、榊先生より、
「写真はうまく撮ろうとしなくてもいい。写真にはうまく撮れる型がやっぱりあって、それを教えることもできるけれど、それでは程度が決まってきてしまう。
旅だとか、非日常にで意識を変えていくことが必要。その中で、写真を見つめる目、街を見つめる目、被写体を見つめる目を磨いていって自分のコンセプトを見つける。それがそれぞれの”カメラマンズアイ”なんじゃないかな。」
カメラを最近かったけどなかなか使いこなせない
昔のカメラを改めて使いたい。
カメラはもっているけれど使うのはここぞと言う時だけだった
カメラ歴は長いけど、なんとなくだった使い方をかえたい
そんな皆様。
学んで、撮って、旅に出て
カメラを通して見る世界を、自分の視点を表してみる
天狼院フォトゼミだからこそ、撮ることができる写真がある。
みなさんのご参加お待ちしております。