出演:窪美澄(作家)、武田砂鉄(ライター)
■開催日時:2016年05月13日(金) 開場18 : 30 開演19 : 00
■場所:7階喫茶コーナーにて。入場料1,000円(1ドリンク付)
■定員:40名
■ 受付:ご予約が必要です。7Fカウンター、若しくは、お電話にてご予約承ります。
現代社会で生きていくことの痛みとは、そして輝きとはどのようなものなのかを問う、窪美澄さんの最新小説『アカガミ』がついに刊行されました。恋愛も結婚もせず、ひとりで生きることを選択する若者が急増した2030年の東京で、国が立ち上げた結婚・出産支援制度「アカガミ」に招集された一組の男女・ミツキとサツキが辿る運命は果たして……。
今回のイベントでは、いくつもの媒体で現代社会を鋭く読み解き、昨年には峻烈なる著書『紋切型社会』を上梓した、いま最も気鋭のライター武田砂鉄さんをお招きし、様々な角度からお話しいただきます。貴重なこの機会をぜひお見逃しなく!
終了後には、お二人のサイン会も予定しております。
【講演者紹介】
窪美澄(くぼ・みすみ)
1965年、東京都生まれ。作家。広告制作会社、フリーの編集ライターを経て、2009年「ミクマリ」で女による女のためのR-18文学賞大賞を受賞しデビュー。11年、受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』で山本周五郎賞を受賞、本屋大賞二位に選ばれる。12年、『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞を受賞。他の著作に『クラウドクラスターを愛する方法』『アニバーサリー』『雨のなまえ』『よるのふくらみ』『水やりはいつも深夜だけど』『さよなら、ニルヴァーナ』などがある。
武田砂鉄(たけだ・さてつ)
1982年、東京都生まれ。ライター。大学卒業後、出版社で主に時事問題・ノンフィクション本の編集に携わり、2014年秋よりフリーに。15年、『紋切型社会』でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。16年、(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞を受賞。「暮しの手帖」「文學界」「VERY」「QUICK JAPAN」「SPUR」「cakes」「ヘドバン」「SPA!」等で連載を持ち、多くの雑誌、ウェブ媒体に寄稿。インタビュー・書籍構成も手掛ける。
お問い合わせ先:MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店 電話:03-5456-2111