2016年7月5日(火)

(7月5日まで開催中)東北-アートの博物学 〜 東北芸術工科大学10名の若い作家によるグループ展

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奇妙なキメラの棲む世界を描く鴻崎正武や、時間とともに移ろう記憶をテーマとした深井聡一郎ら率いる、東北芸術工科大学10名の若い作家によるグループ展。

土地に根差した物語を掘り起こす手法で絵画における固有性を探求する田中望や地方都市の在り様をノスタルジックにとらえた藤原泰祐、目に見えたいものの形を追及する根本裕子、道端や海岸などで拾った珊瑚や植物の種、石ころなどを模して大きくつくり並べて展示するという手法で実物との差異からリアリティのあり方を観察するかのような高妻留美子など。

それぞれに異なるテーマや手法がありながら、土を削り取るのではなく盛り重ねる、手びねりで形作る、描く対象の観察、民俗学的フィールドワーク等といった実直な行為の先に加味される個々人の幻想的な物語性が浮かび上がります。現在、東北においてアートを追及する若い作家たちの最新作を一堂に会します。

参加作家:氏家昴大、鴻崎正武、小林知世、齋藤みなみ、佐々木優衣、高妻留美子、田久保静香、田中望、根本裕子、深井聡一郎、藤原泰祐

会期:2016年05月10日(火) – 2016年07月05日(火)
時間:9:00~深夜2:00(営業時間)
場所:蔦屋書店2号館 2階 Anjinフロア
主催:Anjin
共催・協力:アートフロントギャラリー

問い合わせ先
03-3770-1900

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