イーリアン・パイプスにスポットを当てた前回(昨年12月)に続いて、アイルランド伝統音楽の楽器のなかで、ヴァイオリンと並んでなじみ深い楽器、ギターを特集します。アイルランドにおけるギター演奏の歴史、過去の名演や名プレイヤーたちの特徴などを解説、ご紹介していく企画です。
ホストはおなじみトシバウロン&おおしまゆたかの二人。ゲストには、tricolor(トリコロール)、O’Jizo(オジゾー)、ハモニカクリームズなどのグループやさまざまなセッションで活躍を続けている、ギター、マンドラ、テナーバンジョー奏者の長尾晃司さんを迎えてお送りします。
目の前で実演を聴きながら体験できる貴重なチャンスをどうぞお見逃しなく!
時 間 _ 15:00~17:00 (14:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 2000yen + 1 drink order
【出演者プロフィール】
長尾晃司(ながお・こうじ)
アイルランド音楽演奏家。作曲家。ギター、マンドラ、テナーバンジョー奏者。アイルランド西海岸の街、エニスにて毎夜行われるセッションの中でアイリッシュ・ギターを学ぶ。帰国後多くのアイルランド音楽グループに参加。他にも舞台の音楽監督や作曲活動、バンドのアートワークなども手がける。
コーヒーと本をこよなく愛する。日常の感動を記憶し音楽で記す。
公式サイト:http://www.kojinagao.com/
トシバウロン
日本では数少ないバウロン専門のプレーヤー。他の楽器と波長を合わせグルーヴを作り出すことに長けているが首が曲がりメガネが弾け飛ぶほどダイナミックな動きには賛否両論がある。 2000年冬アイルランド留学中にアイリッシュ音楽を始めパブ・セッションで研鑽を積む。現在東京にてJohn John Festivalを軸に多様な活動を展開中。2012年スペイン国際ケルト音楽フェスでHarmonica Creamsとして日本人初の優勝を果たす。葉加瀬太郎、鬼束ちひろのレコーディングにも参加。アイリッシュミュージック専門イベント企画やCD販売レーベル「TOKYO IRISH COMPANY」を主宰する。「アルテス」電子版のサイトに「世界のケルト音楽を訪ねて」を連載。
公式サイト:http://www.t-bodhran.com/
おおしまゆたか
ヨーロッパの伝統音楽をこよなく愛する翻訳家。著書に『アイルランド音楽 碧の島から世界へ』(アルテスパブリッシング)のほか、『ギネスの哲学』(英治出版)、『聴いて学ぶアイルランド音楽』(アルテスパブリッシング)、『アイルランド 社会と文化1922~85年』(国文社)、『アイリッシュハートビート ザ・チーフタンズの軌跡 』(音楽之友社)、『アイリッシュ・ソウルを求めて』(大栄出版)があるほか、『ラーマーヤナ』(ポプラ社)、『驚異の発明家の形見函』(東京創元社)など多くの翻訳を手がけている。
・ブログ http://blog.livedoor.jp/yosoys/