水中写真の第一人者である中村征夫氏が、30年にわたり取り組んできたライフワークの一つである沖縄のグルクン漁。今年、その集大成となる写真集『遙かなるグルクン』を発表した筆者が、沖縄の県魚として長く食卓で親しまれている魚「グルクン」と、勇壮な伝統漁を守り、過酷な海の世界に生きる「ウミンチュ」たちの魅力を語ります。
中村征夫 (なかむら・いくお)
1945年秋田県昭和町(現・潟上市)生まれ。19歳のときに神奈川県真鶴岬で水中写真を独学で始める。撮影プロダクションを経て31歳でフリーランスとなる。1977年東京湾にはじめて潜り、ヘドロの海で逞しく生きる生きものに感動、以降ライフワークとして取り組む。数々の報道の現場の経験を生かし、新聞、テレビ、ラジオ、講演会と、さまざまなメディアを通して海の魅力や海をめぐる人々の営みを伝えている。2009年秋田県潟上市にフォトギャラリーブルーホールを開設。主な著書に『全・東京湾』『海中顔面博覧会』(以上、情報センター出版局)、『海中2万7000時間の旅』(講談社)などがある。主な受賞歴に、第13回木村伊兵衛写真賞、第28回講談社出版文化賞写真賞、第26回土門拳賞、2007年度日本写真協会年度賞などがある。 公式Webページ:http://www.squall.co.jp/
開催日時:2016年6月3日(金) 19時00分~(開場18時30分)
開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール
参加方法:参加費 無料(要予約)
参加ご希望の方は店頭または電話にて、『中村征夫さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さるか、『お申込みはこちら』のリンク先専用応募フォームからお申込み下さい。
電話 03-3291-5181 イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせ下さい。(当店にて書籍をご購入のお客様を対象にトークイベント終了後サイン会がございます。)
※当日18:30より6階にて受付を行います。