2016年6月5日(日)

【満員御礼】「音楽と小説と、クリエイターにとっての40代」 大江千里 × 平野啓一郎 トークイベント

青山ブックセンター

【満員御礼】となりました。

「十人十色」「格好悪いふられ方」「Rain」などのヒット曲で知られ、作詞・作曲・編曲家としても、松田聖子・光GENJI・渡辺美里などのアーティストに数多くの楽曲を提供、プロデュースも手がけている大江千里さん。47歳の時にジャズピアニストを志し、単身渡米、第二のキャリアをスタートさせました。
平野啓一郎さんの最新小説『マチネの終わりに』は、天才クラシックギタリスト蒔野(38歳)が、ジャーナリストの洋子(40歳)に出会い、人間として演奏家として「40代をどう生きるか?」をテーマにした作品です。平野さん自身も40歳を迎え、クリエイターとしての問題意識も作品の中に描かれています。
音楽や小説について、クリエイターにとっての40代について、お二人に語り合っていただきます。

大江千里 おおえ・せんり
3歳からクラシック・ピアノを習い、小学生でポップスに開眼。‘83年にシンガー・ソングライターとしてデビューし、「十人十色」、「格好悪い振られ方」、「Rain」など数々のヒットを放つ一方で、松田聖子、渡辺美里などに楽曲を提供した。2008年にジャズ・ピアニストを目指して単身渡米、2012年リリースのアルバム『Boys Mature Slow』はジャズ誌の《アルバム・オブ・ザ・イヤー(ニュー・スター部門)》を受賞している。2015年ジャズ留学の記録をまとめた『9番目の音を探して 47歳からのニューヨークジャズ留学』を刊行。2016年7月5日にアルバム『Answer July』をアメリカで先行発売予定。
https://note.mu/senrigarden

平野啓一郎 ひらの・けいいちろう
1975年愛知県蒲郡市生。北九州市出身。京都大学法学部卒。1999年『日蝕』にて第120回芥川賞を受賞。以後、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。著書は小説、『葬送』『滴り落ちる時計たちの波紋』『決壊』(芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)『ドーン』(ドゥマゴ文学賞受賞)『かたちだけの愛』『空白を満たしなさい』、『透明な迷宮』、エッセイ・対談集に『私とは何か 「個人」から「分人」へ』『「生命力」の行方~変わりゆく世界と分人主義』等がある。長編小説『マチネの終わりに』2016年4月刊行。
https://note.mu/hiranok

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概要
日程:2016年6月5日 (日)
時間:15:00~16:30 開場14:30
料金:1,080円(税込)
定員:110名様
会場:本店 大教室

お問合せ先
青山ブックセンター 本店
03-5485-5511 (10:00~22:00)

書籍情報

『9番目の音を探して 47歳からのニューヨークジャズ留学』

『9番目の音を探して
47歳からのニューヨークジャズ留学』

著者:大江千里
定価:1,944円(税込)
発行元:KADOKAWA

今までのキャリアをすべて捨て、47歳の時に愛犬と一緒にNYへ留学した大江千里。20代のクラスメイトに「ジャズができていない」と言われ、がむしゃらに練習すれば肩を壊し、自信喪失する日々。しかし、ジャズレジェンドの教授に触れ、同期の仲間たちに励まされ、憧れのスタンダート・ナンバーにまみれ、アメリカの広大な大地に立ち、亀のような歩みで、ジャズの、音楽の喜びを手に入れていく。ポップミュージシャンからジャズピアニストへ。勇気と努力と音楽と仲間たち。心揺さぶられる感動のリアルストーリー。

『マチネの終わりに』

『マチネの終わりに』

著者:平野啓一郎
定価:1,836円(税込)
発行元:毎日新聞出版

天才ギタリストの蒔野(38)と通信社記者の洋子(40)。 深く愛し合いながら一緒になることが許されない二人が、再び巡り逢う日はやってくるのか――。 出会った瞬間から強く惹かれ合った蒔野と洋子。しかし、洋子には婚約者がいた。 スランプに陥りもがく蒔野。人知れず体の不調に苦しむ洋子。 やがて、蒔野と洋子の間にすれ違いが生じ、ついに二人の関係は途絶えてしまうが……。 芥川賞作家が描く、恋の仕方を忘れた大人たちに贈る恋愛小説。

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