人工知能、ヒューマノイド、3Dプリンタ、センサーテクノロジなど、テクノロジーの進化は、いまや人間の想像力を超え始めています。
機械はどこまで人間の領域に進出するのか、ときには人間を凌駕していくのか。あるいは、人間はいずれ機械になってしまうのではないか。
そんな疑問を携えて、小説家の海猫沢めろんさんが七人の科学者を訪ねたレポートが、新著『明日、機械がヒトになる——ルポ最新科学』(講談社現代新書)としてまとまりました。
今回のLifeイベントでは、同書の刊行記念も兼ね、さまざまな意味で衝撃的な「ヤバイ! 理科系」について語ります。
ゲストには、科学史・科学論の研究者、神里達博さんをお迎えします。神里さんといえば、Lifeにもたびたび出演いただき、スケールの大きな語り口に魅了された人も多いはず。
格好のゲストを迎えたこのイベント、どう転がってもヤバくなること必至です。
▼海猫沢めろんさんのコメント
2年の取材を終えて『明日、機械がヒトになる——ルポ最新科学』が発売!
今回はハクティビズム研究者の塚越健司さんと、科学史の専門家である神里達博さんを迎え、いつものラジオではできない、オカルトスレスレのヤバイ科学の話をしたいと思います。
そろそろシンギュラリティも起きる頃だし、人間は脳だけになってVRの世界に移住したり、3Dプリンタで人間が作られたり、ていうか不老不死になってAI搭載の美少女アンドロイドと冥王星のリゾート地のスタバでカプチーノ飲んでるぼくらの未来を語ります。
ちなみにAIの方は入場無料です!
時 間 _ 15:00~17:00 (14:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order
【出演者プロフィール】
海猫沢めろん(うみねこざわ・めろん)
1975年生まれ。文筆家。さまざまな職業を体験した蓄積を生かし、小説やエッセイなどの分野で活躍中。『左巻キ式ラストリゾート』でデビュー。『愛についての感じ』で第33回野間文芸新人賞候補。他に『零式』『全滅脳フューチャー!!!』『ニコニコ時給800円』などの著書がある。月刊『ダ・ヴィンチ』で書評。『ゲンロン』にて『ディスクロニアの鳩時計』連載中。
塚越健司(つかごし・けんじ)
1984年生まれ。情報社会学研究者。専攻は情報社会学、社会哲学。著書に『ハクティビズムとは何か』、共著に『日本人が知らないウィキリークス』『「統治」を創造する』など。
神里達博(かみさと・たつひろ)
1967年生まれ。科学技術庁、三菱化学生命科学研究所、東京大学工学系研究科などを経て、現在、千葉大学教授・朝日新聞客員論説委員。博士(工学)。専門は科学史、科学技術社会論。著書に『食品リスク』『文明探偵の冒険』、共著に『没落する文明』など。