2014年9月23日(火)

著者・岸見一郎さん×和田裕美さん「嫌われる勇気」を持とう!「私は私」で人間関係はうまくいく!

《満員御礼〆切ました》

天狼院書店店主の三浦でございます。
あれはもう3年ほど前のことだったろうと思います。
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』『非属の才能』『就活のバカヤロー』『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』『武器としての決断思考』堀江貴文さんの『ゼロ』などを手がけてきたスーパー編集者にして盟友柿内芳文さんが、高田馬場の居酒屋でこんな話をしたのです。
「三浦さん、心理学の本を手がけようと思っているんですよ!」
柿内さんはいつものキラキラとした少年のような目で言います。
「アドラー心理学って知ってますか?」
「アドラー心理学?」
僕は聞いたことがありませんでした。
「実は、今出ている多くの自己啓発本は、アドラー心理学の影響を受けています。トラウマを否定して、今、この瞬間を大切にするという主旨は心理学であり、哲学でもある」
熱く語る柿内さんでしたが、僕は疑問に思います。
「え、でも、自己啓発書の著者の先生たち、そんなこと言いませんよね?」
「言うわけないじゃないですか。秘伝のレシピみたいなものです。そこで今度の本はアドラー心理学の入門書の決定版にしようと思うんですよ」
その後に、様々な自己啓発系の著者の先生に聞いてみると、結構な確率で知っているという。
中にはこんなことをいう人もいました。
「セミナーとかで、勉強していたんだよね。これが出されると困るな苦笑」
なるほど、著者の先生も、勉強しているのですね。
我々が勉強するのとは違った、もっと高額なセミナーなどが世の中にはあると言います。
そういった先生たちの多くが、アドラーを勉強しているということを知り、僕は衝撃を受けました。
その後、柿内さんと度々会っていましたが、僕も気になって「あの心理学の本、どうなりました?」と聞くと、「今、進めています!」との返答。
柿内さんの移籍などもあり、ついに待ちに待ったアドラー心理学の決定版が出たのは、2013年12月になってからでした。
それが、岸見一郎先生と古賀史健さんの共著『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)だったのです。
この本、トップライターであり著者である古賀史健さんの悲願の本だったことを、あとがきを読んで知りました。
古賀さんと岸見先生があったときのことがこんなふうに描かれていました。
このとき、岸見先生が語った「ソクラテスの思想はプラトンによって書き残されました。わたしはアドラーにとってのプラトンになりたいのです」という言葉に、思わず「では、ぼくは岸見先生のプラトンになります」と答えたことが、本書のはじまりになります。
(『嫌われる勇気』p.289より)
このように、皆さんの想いが込められた『嫌われる勇気』は今現在で43万部の大ベストセラーとなりました。それに類する本も次々と出され、今や世は「アドラーブーム」といった様相を呈してきました。
その岸見一郎先生に、なんとお越しいただくことになりました。
天狼院特別イベントとして、対談頂くことになったのですが、その対談相手もすばらしい。
9月末に『「私は私」で人間関係はうまくいく』(中経出版)という本の発売を控えた、ベストセラー著者の和田裕美さんです。
このお二人に、アドラー心理学の考え方をベースに、生き方や人間関係のあるべき姿について自由に語って頂きます。
天狼院でも類を見ない豪華な組み合わせ、ぜひ、LIVEでお二人のお話しをお聞きいただければと思います。
そして、アドラー心理学に触れて、世の中の見方をぜひ鮮やかに変えてみてください。また、アドラー心理学でも、すべての悩みは「人間関係」だ、と言い切っています。和田裕美さんに「私は私」で人間関係をうまくいかせるコツを教えて頂きましょう。
お二人のLIVE形式の対談で、新しいLIVEコンテンツが生まれるだろうと思います。
それが生まれる瞬間に、立ち合って頂ければと思います。
乞うご期待でございます。

【講師プロフィール】
岸見一郎(きしみ いちろう)
哲学者。1956年京都生まれ。京都在住。高校生の頃から哲学を志し、大学進学後は先生の自宅にたびたび押しかけては議論をふっかける。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。専門の哲学(西洋古代哲学、特にプラトン哲学)と並行して、1989年からアドラー心理学を研究。精力的にアドラー心理学や古代哲学の執筆・講演活動、そして精神科医院などで多くの“青年”のカウンセリングを行う。日本アドラー心理学会認定カウンセラー・顧問。訳書にアルフレッド・アドラーの『個人心理学講義』(アルテ)、『人はなぜ神経症になるのか』(春秋社)、著書に『嫌われる勇気』(古賀史健氏との共著、ダイヤモンド社)、『アドラー心理学入門』『アドラー心理学実践入門』(以上、ベストセラーズ)』、『アドラー 人生を生き抜く心理学』(日本放送出版協会)などがある。
和田裕美(わだ ひろみ)
作家・営業コンサルタント。京都生まれ。外資系教育会社でのフルコミッション営業時代、プレゼンしたお客様の98%から契約をもらうという「ファン作り」営業スタイルを構築し、オリジナルの営業手法によって日本でトップ、世界142カ国中2位の成績を収めた女性営業のカリスマにして先駆者。短期間に昇進を重ね、女性初、最年少で2万人に1人しかたどりつけないと言われる支社長となる。その後、最年少の営業部長となり、全国20支店、100名を統括する立場となる。当該企業の日本撤退に伴い独立。執筆活動の他、営業・コミュニケーション・モチベーションアップのための講演、セミナーを国内外で展開し、多くの人の啓発活動を中心に活躍中。著書に、『世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』『やる気が出るコツ続くコツ』(以上、ダイヤモンド社)、『人生を好転させる「新・陽転思考」』(ポプラ社)などがある。

 

【概要】
日時:9月23日(祝)
13:30 開場・受付開始
14:00 開始
16:00 イベント終了
定員:70名様
*定員になり次第、締め切らせていただきます。
参加費:2000円
*加えて、岸見一郎先生の『嫌われる勇気』または和田裕美さんの本をご購入ください。
開場:アットビジネスセンター池袋駅前本館501号室
主催:天狼院書店☓ダイヤモンド社

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