2016年7月7日(木)

【満員御礼】二村ヒトシ × 武田砂鉄 「僕たちはなぜ、恋愛も結婚もセックスも楽しめなくなったのだろう」 『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』(幻冬舎)刊行記念

logo_bb100

【満員御礼】となりました。

日本に蔓延するセックスへの絶望とその背景を、著述家の湯山玲子さんとAV監督の二村ヒトシさんが大胆に、真摯に語り合った『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』が話題です。

本書の冒頭では、「セックスする前からセックスをわかった気になっている男性が増えているのではないか」という問いが提示されます。

「わかった気」になって、ある意味、世の中に溢れた紋切型の恋愛とセックスに多くが飽き飽きしているのかもしれません。

そこで、今回は、『紋切型社会』の著作もあるライターの武田砂鉄さんをゲストにお呼びし、男性のセックスへの絶望と、恋愛への思考停止について、二村さんとお二人で語っていただきます。 AVのファンタジーはどこまで日本の男性に影響を及ぼしているのか?

日本の男女は、支配・被支配に陥らない関係を築くことができるのか?

男性版「日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない」の どこにたどりつくのか予測できない議論をぜひ現場で目撃してください。

【出演者プロフィール】
ニ村ヒトシ(にむら・ひとし)
アダルトビデオ監督。1964年六本木生まれ。慶應義塾幼稚舎卒、慶應義塾大学文学部中退。監督作品として「美しい痴女の接吻とセックス」「ふたなりレズビアン」「女装美少年」など、ジェンダーを超える演出を数多く創案。現在は、複数のAVレーベルを主宰するほか、ソフト・オン・デマンド若手監督のエロ教育顧問も務める。著書に『すべてはモテるためである』『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』(ともにイースト・プレス)、『淑女のはらわた』(洋泉社)、『オトコのカラダはキモチいい』(共著/KADOKAWA)などがある。

武田砂鉄(たけだ・さてつ)
ライター。1982年生まれ。東京都出身。大学卒業後、出版社で主に時事問題・ノンフィクション本の編集に携わり、2014年秋よりフリー。著書に『紋切型社会──言葉で固まる現代を解きほぐす』(朝日出版社、2015年、第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞)がある。2016年、第9回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞を受賞。「文學界」「Quick Japan」「SPA!」「VERY」「暮しの手帖」などで連載を持ち、インタヴュー・書籍構成なども手がける。

チケットのご予約はこちら

時 間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

イベント情報の詳細はこちら