2016年7月1日(金)

特別対談:栗原俊雄氏 × 森健氏 大空襲、シベリア抑留、戦没者遺骨・・・、戦後史の死角に鋭く迫る!『戦後補償裁判~民間人たちの終わらない「戦争」』(NHK出版)刊行記念

logo_yaesu280~90歳を超えても、いまだ国と裁判闘争を続ける民間人戦争被害者の存在は、長らく戦後史の死角となってきました。本書はその「歴史」を明らかにするとともに、「戦後補償問題」を終わらせることができない理由の核心を鋭く突いたものです。
本対談では、安全保障体制の在り方で揺れる今日の日本の状況を踏まえ、取材の裏側から現在進行形の問題、今後の課題まで、「国家としての責任の取り方」を、取材力に定評のある実力派ジャーナリスト・森健氏とともに、さらに深く掘り下げていきます。

※講演会終了後、サイン会を実施いたします。
(お持ち込みの本・色紙・グッズ等へのサインはできません。)

日時:2016年7月1日 (金) 19時00分~(開場:18時30分)
会場:本店 8F ギャラリー
募集人員:50名(申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。

申込方法
当店で対象書籍をお買い上げの際、参加ご希望のお客さまに1階カウンターにて整理券を差し上げております。(参加整理券1枚につき、お1人のご入場とさせていただきます。)
また、お電話によるご予約も承ります。(電話番号:03-3281-8201)

▼対象書籍:『戦後補償裁判~民間人たちの終わらない「戦争」』(本体820円+税)

主催:八重洲ブックセンター

《講演者紹介》

栗原 俊雄 (くりはら としお)
1967年生まれ。東京都出身。早稲田大学政治経済学部政治学科卒、同大学大学院政治学研究科修士課程修了(日本政治史)。1996年、毎日新聞社入社。横浜支局などを経て、現在、毎日新聞東京本社学芸部記者。著書に『戦艦大和』『シベリア抑留』『勲章』『遺骨』(いずれも岩波新書)、『特攻』(中公新書)、『20世紀遺跡』(角川学芸出版)など。

森 健 (もり けん)
1968年、東京都生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学法学部卒業。在学中からライター活動をはじめ、科学雑誌や総合誌の専属記者として活動後、フリーランスに。2012年、第43回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。2015年、『小倉昌男 祈りと経営』(小学館)で第22回小学館ノンフィクション大賞受賞。ほかに著書多数。

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