2016年8月3日(水)

【満員御礼】まちで本屋を新たに開くということ ―第二回 Title編 辻山良雄(Title)× 島田潤一郎(夏葉社)

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【満員御礼】となりました。

2016年1月、「Title」という名前の新刊書店がJR荻窪駅から青梅街道を歩いて10数分のところにできました。リブロ池袋本店でマネジャーを務めていた辻山良雄さんが独立し、開いたお店です。

昨今、本屋を取り巻く環境は厳しく、多くの本好きに長く親しまれてきた店の閉店の話題が相次いでいます。逆境に臆することなく店を開いた辻山さんは、荻窪のまちで一体どんな店作りをしようとされているのでしょうか。

この度、辻山さんをお招きし、創業のきっかけや荻窪を選んだ理由、開店までの準備のこと、大型店舗と小さなお店の違い、いま感じている本屋の面白さや魅力、むずかしさ、可能性、これからのことなどについてお話し頂きます(当日は創業時に作成した資料も参照しながら、具体的にお話し頂きます)。聞き手は、『本屋図鑑』と『本屋会議』を刊行する夏葉社の島田潤一郎さんです。

「Title」に興味のある方、これからのまちの本屋のありかたに関心のある方、自分でも本屋を開いてみたい方、小商いにご関心のある方にご参加いただければ幸いです。

「Title」について辻山さんのメッセージ(WEBサイトより抜粋)

Titleの店頭は、雑誌も文庫本もあるような見慣れた本屋の風景です。多くの人の頭の中にあるであろう「本屋さん」の像を大切にしながら、その中に新しい内容を盛り込みました。

ジャンルは満遍なく取り揃えますが、特に力を入れるのは「生活」の本です。Titleでは生活を「人が〈よりよく〉生きていくこと」だと考えました。衣・食・住はもちろん、文学や哲学、芸術、社会、えほんも「生活」の本と言えるでしょう。日常の様々な場面において、その人がよりその人らしくいられるための本、そうした本とは何だろうと考えながら、店に並べています。

続きはTitleのサイトでご覧いただけます。

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概要
日程:2016年8月3日 (水)
時間:19:00〜21:00 開場18:30
料金:2,160円(税込)
定員:50名様
会場:本店内 小教室

お問合せ先
青山ブックスクール
電話 03-5485-5513
メール culture@boc.bookoff.co.jp
営業時間 平日 10時~20時 土・日・祝休み

住所
東京都渋谷区神宮前5-53-67
コスモス青山B2F
青山ブックセンター本店内

辻山良雄 つじやま・よしお
1972年神戸市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、㈱リブロ入社。広島店、名古屋店など中核店舗の店長を経て、池袋本店統括マネージャー。2015年7月同店閉店後退社し、2015年11月㈱タイトル企画を創業。 2016年1月10日、荻窪に本屋とカフェとギャラリーの店Titleをオープン。

title-books.com

島田潤一郎 しまだ・じゅんいちろう
1976年、高知県室戸市生まれ、東京育ち。2009年9月に出版社夏葉社を吉祥寺で創業。『昔日の客』、『冬の本』、『本屋図鑑』などを企画・編集し、営業も行う。著書に『あしたから出版社』(晶文社)がある。

natsuhasha.com

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