開催日時:2016年08月18日(木)
19:00開場
19:30開演
森林浴で気分が良くなるのは、植物が発散する化学物質の影響だと言われています。でも、この化学物質、他の植物や微生物などには有害なのだとか。植物がつくり出す化学物質の作用はほかにもあります。周りの植物の生育を妨げるもの、逆に生育を促進するもの、害虫を寄せ付けない作用をするものなどなど。動けない植物の、生き残りをかけた戦略といえるかもしれません。 今回の講演会では、このような、ある植物がつくり出す化学物質が、ほかの植物などに影響を与える「アレロパシー(他感作用)」と呼ばれる不思議な現象の数々を、東京農工大学の藤井義晴教授にご紹介いただきます。また、植物のとっておきのお話もたくさんご用意いただく予定です。ぜひお気軽にご参加ください。
【講師紹介】
藤井義晴(ふじい・よしはる)
兵庫県加古川市出身。京都大学農学部卒。農水省農業技術研究所、農業環境技術研究所、四国農業試験場、独立行政法人農業環境技術研究所などを経て、現在、東京農工大学大学院農学研究院国際環境農学部門国際生物生産資源学専攻教授。専門は他感作用、外来植物のリスク評価と利用、被覆植物の利用。
★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)
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ジュンク堂書店池袋本店
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