日本のクオリティマガジンの礎を築いた、江島任氏。
1960年以降、「ミセス」「ハイファッション」「装苑」のアートディレクターとして高品位な女性誌のオリジナルなスタイルを確立しました。
本書は、日本の戦後マガジン史にエディトリアルデザインの金字塔を打ち立てた江島氏の仕事が、数々の図版で紹介され、関係者の肉声、江島氏自身へのロングインタビューで構成された貴重な1冊となっています。
フェアでは、江島事務所に勤めたデザイナーであり、本書の発行人でもある木村裕治氏にご協力頂き、オリジナルのポスターと共に、その「手」から生まれた、躍動感のある誌面を、読む前からワクワクする目次を、時代を作った表紙をご紹介します。
【プロフィール】
●江島任 ejima tamotsu
1933年生まれ。東京藝術大学卒業。
文化出版局、アドセンターを経て60年、世界デザイン会議準備メンバー、東京オリンピック大会デザイン懇談会メンバーに。 61年、アートディレクターとして「ミセス」創刊に携わる。64年、東京オリンピックのデザインスタッフとなる。68年、男性雑誌「NOW」創刊、ADとして参加。 以後、「週刊文春」「諸君！」「装苑」「PLAYBOY日本版」など多くの雑誌のアートディレクションを手がける。2014年死去。
会期：2016年07月01日(金) – 2016年07月24日(日)
時間：7:00～深夜2:00（営業時間）
場所：蔦屋書店2号館 1階 ブックフロア
主催：代官山 蔦屋書店
共催・協力：木村デザイン事務所
問い合わせ先
03-3770-2525
