2016年7月17日(日)

トークセッション ガザで生きる人々のリアルな現在―大阪とパレスチナを行きつ戻りつ― 藤原亮司『ガザの空の下―それでも明日は来るし、人は生きる』(dZERO)刊行記念

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開催日時:2016年07月17日(日)16:00〜

過酷な紛争地を20年近く取材している大阪出身ジャーナリストから、「紛争地に生きる人々」のリアルな現在を聞きます。

『ガザの空の下』の著者・藤原亮司さんのジャーナリストとしての原点は、多感な青年期に過ごした「大阪・在日の街」です。大阪とパレスチナを行きつ戻りつ、藤原さんは「生きるとは何か」「民族とは何か」「国家とは何か」を追い続けています。

紛争地にも私たちと同じ日常、そして一度きりの人生があります。違うのは、その日常がある日突然、破壊され、多くの人々の「明日」が失われてしまうこと。それでも翌日には、生き残った人々の暮らしが始まります。

日本で報道されることがなくなっているパレスチナ問題ですが、同地での紛争は現在も続いており、ニュースにならない多くの「死」があります。藤原さんはそれを「忘れられた戦争」と表現しています。世界には「忘れられた戦争」がいくつもあります。その一つである、ガザを中心とするパレスチナ問題について知る貴重な機会です。

藤原亮司(ふじわら・りょうじ)
ジャーナリスト(ジャパンプレス所属)。1967年、大阪府に生まれる。1998年からパレスチナ問題の取材を続けている。他に、シリア内戦、レバノン、コソボ、アフガニスタン、イラク、ヨルダン、トルコなどにおいて、紛争や難民問題を取材。国内では在日コリアン、東日本大震災や原発被害の取材を行っている。

聞き手:福嶋聡(ジュンク堂難波店店長)

☆会 場… 難波店3階カウンター横特設会場。入場無料。
☆受 付… 同店3階カウンター、お電話でも予約承ります。 (06)4396-4771

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