北極、南極、そしてシベリア……
大の男が這いつくばって、世界中の寒冷地にきのこを探す。
大型動物との遭遇、酔っぱらいとの遭遇、泥酔、泥酔、そして拘束。
幾多の艱難辛苦の果てに、菌たちとの感動の対面はかなうのか…!?
雪や氷の下でしたたかに生きる菌たちの生態や、爆笑・苦笑・失笑必至のとっておき〈菌道中〉を語ります。
紀行文、エッセイ、ノンフィクションのジャンルから旅にかかわる優れた著作を表彰するために創設された「斎藤茂太賞」(一般社団法人日本旅行作家協会)の、栄えある第1回受賞記念講演!
※講演会終了後、サイン会を実施いたします。
(お持ち込みの本・色紙・グッズ等へのサインはできません)
日時:2016年7月29日 (金) 18時30分~(開場:18時00分)
会場:本店 8F ギャラリー
参加費:税込 500円 ※イベント当日、会場入口にて整理券をご呈示の上、参加費をお支払いください。
募集人員:50名(申し込み先着順)※定員になり次第、締め切らせていただきます。
▼申込方法:1階カウンターにてお申し込みください。整理券を差し上げます。
また、お電話によるお申し込みも承ります。(電話番号:03-3281-8201)
※整理券1枚につき、お1人のご入場とさせていただきます。
主催:八重洲ブックセンター
協賛:岩波書店
《講演者紹介》
星野 保(ほしの たもつ)
産業技術総合研究所機能化学研究部門バイオ変換グループ長
1964年東京都渋谷区生まれ。2015年現在、東広島市在住。
1992年名古屋大学大学院農学研究科博士課程満期退学。
博士(農学)、現在、産業技術総合研究所機能化学研究部門バイオ変換グループ長。
専門は菌類、なかでもガマノホタケ属菌の生理生態で、いまは菌類の低温適応に広く興味がある。
本書の執筆を機に、岩波書店のマーク「種まく人」の足元に雪腐病菌が潜んでいることを心眼で発見した。
好きな言葉は、建前では「One for all, All for one」(「大一大万大吉」でも可)としているが、本音では「かんたんに幸せになりたい」と考えている。