2016年8月2日(火)

梅佳代と飯沢耕太郎から学ぶ 型破りな写真史講座 ~やっぱり写真っておもしろい! 『ジュリア・マーガレット・キャメロン展』開催記念

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ようこそ、型破りな写真史講座へ。

現在、丸の内の三菱一号館美術館にて「From Life―写真に生命を吹き込んだ女性
ジュリア・マーガレット・キャメロン展」が開催中です。彼女の名前は日本ではまだまだ浸透していないかもしれませんが、ネガを傷つける、ピントをぼかす、超大胆な人物のクローズ・アップなどなど、当時では考えられない型破りな写真に挑戦をし、写真史に大きな影響を与えました。そこで、今回は本展の開催を記念して、キャメロンを中心に、彼女のように型にはまることなく、写真界に旋風を巻き起こした写真家たちをたどりながら、写真のおもしろさに飛び込みます。

先生は写真評論家の飯沢耕太郎さん、そして特別生徒に「古い写真はおもしろい!」とおっしゃる写真家の梅佳代さんをお迎えします。

写真家たちはどのように写真の「型」に挑んできたのでしょうか。
そして、梅佳代さんにとっての写真のおもしろさって何でしょうか。

評論家と写真家の視点から浮かび上がる写真史を通じ、帰るときには、きっと「写真っておもしろい!」と思っていただけるはず。
写真好きなあなたも、写真にはあまりなじみがないというあなたも、梅佳代さんと飯沢耕太郎さんとともに、エキセントリックな写真の世界をぜひ楽しんでください。

取り上げる予定の写真家
ジュリア・マーガレット・キャメロン、ルイス・キャロル、アルフレッド・スティーグリッツ、サリー・マン、梅佳代

梅佳代 うめ・かよ
写真家。
1981年生まれ。2007年、初写真集『うめめ』で第32回木村伊兵衛写真賞受賞。以降、主な写真集に『男子』、『じいちゃんさま』、『ウメップ』、『のと』など。共著に新明解国語辞典×梅佳代『うめ版』がある。2013年には個展「梅佳代展UMEKAYO」が東京オペラシティアートギャラリーにて開催され、代表作など約600点を展示。日常の光景を独自の観察眼で捉えた作品が国内外で高い評価を得ている。

飯沢耕太郎 いいざわ・こうたろう
写真評論家。きのこ文学研究家。
1954年、宮城県生まれ。1977年、日本大学芸術学部写真学科卒業。1984年、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。1991年、キヤノン主催「写真新世紀」、リクルート主催「写真ひとつぼ展」の立ち上げにかかわる。主な著書に『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書 1996)、『デジグラフィ』(中央公論新社 2004)、『きのこ文学大全』(平凡社新書 2008)、『写真的思考』(河出ブックス 2009)、『アフターマス 震災後の写真』(共著 NTT出版、2011)、『深読み!日本写真の超名作100』(パイインターナショナル 2012)、『現代日本写真アーカイブ』(青弓社 2015)、『きのこ漫画名作選』(Pヴァイン 2016)などがある。

写真集食堂 めぐたま食堂: megutama.com

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電話受付
青山ブックスクールにてお電話で受付けいたします。参加される方のお名前、人数、連絡先をお伝えください。
03-5485-5513 (平日10:00~20:00)

メール受付
メールに下記の内容をご記入の上、青山ブックスクールまでお送りください。
件名 「型破りな写真史講座」
内容 「お名前(よみがな)、お電話番号、メールアドレス、申込者数」の4点
宛先 culture@boc.bookoff.co.jp

概要
日程:2016年8月2日 (火)
時間:19:00~20:30(予定)+質疑応答 開場18:30
料金:1,944円(税込)
定員:110名様
会場:本店 大教室

お問合せ先
青山ブックスクール
電話 03-5485-5513
メール culture@boc.bookoff.co.jp

営業時間
平日 10時~20時 土・日・祝休み
住所
東京都渋谷区神宮前5-53-67
コスモス青山B2F
青山ブックセンター本店内

展覧会情報

『ジュリア・マーガレット・キャメロン展』
会期:2016年7月2日〜9月19日
会場:三菱一号館美術館
展覧会公式サイト

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