2016年7月31日(日)

枡野浩一 × 目黒雅也 「西荻窪の二人〜18年かけて街を歩いて飲んで食べて、絵本をつくってわかったこと。」 『あれたべたい』(あかね書房)刊行記念

logo_bb100

歌人の枡野浩一さんが文章を、新進画家の目黒雅也さんがイラストレーションを描いた絵本『あれたべたい』が、あかね書房より好評発売中です。

本書は、食べたい「あれ」をさがして、男の子とお父さんが街をめぐる物語。七五調の文でテンポよく読める絵本です。

今回B&Bでは、『あれたべたい』刊行を記念してイベントを開催します。

トークテーマは、「絵本『あれたべたい』の中にあるそれぞれに歩んで来た道」。
同じ西荻窪生まれでありながらも、作家人生としては全く異なる人生を歩んできたお二人。
そんなお二人は、食べるものも好みも女性に感じる魅力も正反対。
枡野さんは、通り過ぎていく人々を冷淡なほど平等に公平に見るいっぽう、目黒さんは、つま先から髪の毛の先まで見つめ、声色まで観察します。
けれど、『あれたべたい』はこれ以上ないスピードで仕上がったと言います。

二人の長かったそれぞれが、凹と凸のように仕上がって、見えたものは何なのか?
じっくりと語っていただきたいと思います。

どうぞお楽しみに!

 

IMG_0340
枡野浩一(ますの・こういち)
1968年、東京・西荻窪出身。歌人。短歌の代表作《毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである》が高校国語教科書に掲載されている。短歌小説『ショートソング』ほか著書多数。本作『あれたべたい』は初めての絵本で、一部の文章が短歌(五七五七七)になっている。「人間のつくるすべての食べ物の中でいちばんババロアが好き」

IMG_1398
目黒雅也(めぐろ・まさや)
1977年生まれ、東京・西荻窪出身。イラストレーター。日大芸術学部在学中、安西水丸に師事。出版物の表紙イラストレーションはもちろん、手描きのタイトル文字も手がける。枡野浩一と「枡目組」というコンビを組み、短歌とイラストレーションのTシャツなども制作。剣道六段で、こどもたちの剣道指導もしている。「人が集まっている喫茶店や酒場が好きです」

時 間 _ 15:00~17:00 (14:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

イベント情報の詳細はこちら