開催日時:2016年08月20日(土)19:30〜
はじめての美術評論『美術のありか―路傍から現代美術館まで』(せりか書房)を刊行された歴史人類学・風景批評で知られる大室幹雄さんと日本における油絵の可能性に極限まで挑戦した鳥海青児論を描かれた元岩手県立美術館長の原田光さんをお招きして、ヴァーチャルな現代において古今東西の美術作品を実際に自分の眼で見ることの意味をとことん語り合っていただきます。お二人ともせりか書房で本を刊行されたことがきっかけでトークショーの企画になりました。
【講師紹介】
大室 幹雄(おおむろ みきお)
1939年東京に生まれる。早稲田大学、東京大学卒業。千葉大学名誉教授。主な著作に『囲碁の民話学』『劇場都市-古代中国の世界像』『新編 正名と狂言-古代中国知識人の言語世界』『園林都市-中世中国の世界像』『パノラマの帝国-中華唐代人生劇場』『月瀬幻影-近代日本風景批評史』『志賀重昂『日本風景論』精読』『ふくろうと蝸牛-柳田国男の響きあう風景』他。
原田 光(はらだ ひかる)
1946年愛知県に生まれる。早稲田大学第一文学部仏文科卒業。美術出版社(『みづゑ』編集)、神奈川県立近代美術館、横須賀美術館開設準備室を経て今年3月に岩手県立美術館長を退く。主な著作に『日本の近代美術9 1930年代の画家たち』『朝井閑右衛門画集』『水絵の福音使者 大下藤次郎』『鳥海青児 絵を耕す』(せりか書房)他。
★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)
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