開催日時:2016年08月16日(火)18:30開場 19:00開演
2014年11月に刊行を開始した「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」(全30巻)。
1月から第2期(12巻)の刊行が始まったのを機に、3月より好評既刊の古典新訳を少人数でじっくりと読み解く連続講義が始まりました。
新訳をてがけた作家に、古典作品と新訳について、その難しさ・楽しさなどたっぷりと語っていただきます。
第6回の講師は、第11巻『好色一代男/雨月物語/通言総籬/春色梅児誉美』収録の「好色一代男」を新訳した島田雅彦さんです。
生涯で戯れた女性・3742人、男性・725人——色好みの男・世之介の一代記を描いた江戸時代の町人・井原西鶴の小説「好色一代男」。新訳者発表時からその訳に注目が集まった島田さんはこの物語をどのように新訳したのか、たっぷりと語っていただきます。
☆当日、島田さんとの意見交換も予定しておりますので、対象書籍(『好色一代男/雨月物語/通言総籬/春色梅児誉美』島田雅彦・円城塔・いとうせいこう・島本理生訳/河出書房新社刊)をご持参ください。
トークをより楽しんでいただけるよう、対象作品を読んできて、ご参加いただければ幸いです。
(書籍は当日店頭でもご購入できます。なお、サイン会は予定しておりません。)
☆ご参加の方から、事前に「好色一代男」および「日本文学全集」に関して感想・質問などを募集いたします。下記メールアドレスまでお願いいたします。当日、いただいた感想・質問をトークで紹介させていただく場合がございますので、ご承知おきください。
【感想・質問の送付先】kouhou@kawade.co.jp
※メールの件名に「8/16イベント参加」の旨をご明記ください。
【講師紹介】
島田雅彦
1961年、東京都生れ。東京外国語大学ロシア語学科卒。1983年『優しいサヨクのための嬉遊曲』でデビュー。84年『夢遊王国のための音楽』で野間文芸新人賞、92年『彼岸先生』で泉鏡花文学賞、2006年『退廃姉妹』で伊藤整文学賞を受賞。著書に『ニッチを探して』『虚人の星』』など。現在「文藝」で新作「絶望キャラメル」を連載中。
★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)
■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5