今回より連続シリーズで始まる『 コトバナプラス 』。モデレーターに、プロダクトデザインやみそづくり、麹づくりのワークショップで、今や世界に発酵の風をふかせている発酵デザイナー小倉ヒラク氏を迎え、「未来の種」をキーワードに、毎回さまざまなゲストをお招きします。
1回目のゲストはブンボ株式会社の江副直樹氏。「九州ちくご元気計画」や「淡路はたらくカタチ研究島」など、事業プロデューサーとしてさまざまな地域の課題解決に取り組む江副氏と「未来の種」についてRethinkします。
より良い未来を外側から応援する、サポートするのではなく、内側に飛び込んで自分がより良い未来に『なる』。いつか来る未来を待つのではなく、今、この瞬間に自分が未来の種になる。どうやってより良い未来をつくっていくのか。そして自分はどんな種になる? 参加者とともにその希望を分かち合います。
About Rethink FUKUOKA Project—————————————————————————-
コミュニケーションや働き方、ライフスタイルに大きな変化をもたらしている福岡。
新しい産業やコミュニティ、文化が生まれるイノベーティブで
エネルギッシュな街となっています。
そのチカラの根底には、この街に魅力を感じて、
自らが発信源となっている企業や人がいます。
ReTHINK FUKUOKA PROJECTは、
「ReTHINK FUKUOKA」をテーマに、
まったく異なるジャンルで活躍する企業や人々が集い、
有機的につながることで
新しいこと・ものを生み出すプロジェクトです。
出演者情報
江副直樹 ブンボ株式会社 代表取締役
1956年1月1日佐賀生まれ。西南学院大学法学部中退後、米穀店店員、工場作業員、釣り雑誌編集者、コピーライター等を経て、商品開発と広報計画を柱とする事業プロデュースの会社、有限会社ブンボ設立。農業、商業、工業、観光、地域活性など、多分野の多様なクライアントに対する、コンセプト重視の事業戦略提案とその実現が主な仕事。大阪芸術大学客員教授。福岡デザイン専門学校非常勤講師。大分県日田市在住。
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小倉ヒラク 発酵デザイナー
「見えない発酵菌たちのはたらきを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家たちと商品開発や絵本・アニメの制作、ワークショップを開催。東京農業大学で研究生として発酵学を学んだ後、山梨県甲州市の山の上に発酵ラボえおつくり、日々菌を育てながら微生物の世界を探求している。
絵本&アニメ『てまえみそのうた』でグッドデザイン賞2014受賞。2015年より新作絵本『おうちでかんたん こうじづくり』とともに「こうじづくりワークショップ」をスタート。のべ800人に麹菌の培養方法を伝授。自由大学や桜美林大学等の一般向け講座で発酵学の講師も務めているほか、海外でも発酵文化の伝道師として活動。雑誌ソトコト『発酵文化人類学』の連載、YBSラジオ『発酵兄妹のCOZYTALK』パーソナリティも務めている。