2016年8月28日(日)

柳井政和 × 海猫沢めろん 「プログラムを書く、小説を書く」 『裏切りのプログラム ~ハッカー探偵 鹿敷堂桂馬~』刊行記念

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犯人はプログラマー、探偵もプログラマー……情報社会の最先端で、過酷な日常を生きるエンジニア(IT技術者)たちの、ブラック&リアルなミステリー『裏切りのプログラム ハッカー探偵鹿敷堂桂馬』。が8月27日に発売されます。同作は、第23回松本清張賞の最終候補作となり、激論の末、2度の決選投票で敗れた作品。

「働くひとたちへの熱い応援の気持ちと、社会やシステムへの疑問と怒りが作品にこめられていて、とても胸打たれた」(三浦しをん氏)、「じつに刺激的だった。理系ブラック社会のありようがリアルに描かれている」(角田光代氏)など、作家の方々からも熱いコメントが寄せられています。

著者である柳井政和さんは、2001年オンラインソフト大賞に入賞したフリーソフト「めもりーくりーなー」の開発者でもあり、プログラミングの教則本の執筆も多数。プログラマーのかたわら、12年で50作の小説投稿を続けた不屈の「プログラム力」の秘密とは?

ゲストとして、旧知の友人であり、ボードゲーム仲間でもある、作家の海猫沢めろんさんが登場。

ゲームデザイナーの経験もあり、近著『明日、機械がヒトになる ルポ最新科学』で数多くの科学者にインタビューをした海猫沢さん。

柳井さんと、独特の感性で生きる「プログラマー」「エンジニア」という人種、プログラミングと小説創作の類似点など、ミステリの新たな世界を探ります。

【出演者プロフィール】
柳井政和(やない・まさかず)
1975年福岡県北九州市生まれ。97年熊本大学理学部生物科学科卒業。ゲーム会社勤務を経て、現在クロノス・クラウン合同会社代表社員として、ゲームやアプリケーションの開発、プログラミング系技術書や記事の執筆をおこなう。著書に『マンガでわかるJavaScript』『プログラマのためのコードパズル~JavaScriptで挑むコードゴルフとアルゴリズム』など、技術書の著書多数。2016年8月『裏切りのプログラム ハッカー探偵 鹿敷堂桂馬』で小説家デビュー。

海猫沢めろん(うみねこざわ・めろん)
大阪府生まれ。日生学園第三高等学校卒業後、溶接工やホストなど様々な経験を経て、DTPデザイナーとして活動後、自ら開発したゲームソフトを元に小説化した『左巻キ式ラストリゾート』でデビュー。異様な内容が口コミでひろがりカルト的人気を得る。他著作に『ニコニコ時給800円』『愛についてのかんじ』、近作に『明日、機械がヒトになる ルポ最新科学』『夏の方舟』など。

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時 間 _ 19:00~21:00 (18:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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