今回は、朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』で話題の雑誌『暮しの手帖』編集部OBの小榑(こぐれ)雅章さんと、現編集長である澤田康彦さんに登場していただけることになりました。
6月に刊行した「花森さん、しずこさん、そして暮しの手帖編集部」は、『暮しの手帖』初代編集長・花森安治の愛弟子である小榑(こぐれ)雅章さんが綴った、『暮しの手帖』の回顧録です。元編集部員の小榑さんは、小誌が100万部近い販売数へと伸び続け、名企画「商品テスト」などの記事が、日本の暮らしに影響を与えていた1960年代から80年代にかけて在籍していました。
編集長・花森さん(花森安治)は、現在放送中の、朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に登場する天才編集者・花山伊佐次の、そして社長・しずこさん(大橋鎭子)は、ヒロイン常子のモチーフとなっています。
「『暮しの手帖』は、単なる雑誌じゃないんだ。この国の暮しをよくする運動なんだ!!」と部員たちを鼓舞し、世にカリスマと呼ばれた鬼の編集長・花森さんと、何事にも猪突猛進で、バイタリティの塊のようなしずこさんと、そして編集部の仲間たちが、当時どのような雑誌作りをしていたのか。
花森さんの手腕とは? 女性ながら社長をつとめ、生涯かけて社を守り通したしずこさんとは? 創刊号からのバックナンバーを紐解いて、部数アップへつながった秘策や、花森さんの肉声テープから、『暮しの手帖』に込めていたメッセージを説いていきます。ぜひご参加ください。
著者プロフィール
小榑雅章(こぐれ・まさあき)
1937年生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業した60年、暮しの手帖社に入社。『暮しの手帖』の創刊者であり、初代編集長の花森安治が永眠するまで、18年間にわたり薫陶を受ける。もうひとりの創業者の大橋鎭子とは、24年間を編集部でともにした。
6月に、当時の編集部の様子を振り返った著書『花森さん、しずこさん、そして暮しの手帖編集部』を上梓。
~花森安治としずこさんが「暮しの手帖」に込めた思いとは~
『花森さん、しずこさん、そして暮しの手帖編集部』発刊記念イベント
著 者:小榑雅章 × 編集長:澤田康彦 聞き手:二村知子
開催日:平成28年9月16日(金)
時 間 :18:30開場 19:00開演
会 場:隆祥館書店5階 多目的ホ-ル
参加費:2,998円(内訳 参加費:1,000円 +本代1,998円をご購入いただきます。)
講演のみ:2,000円
当日の場合:3,498円 (1,500円+本代1,998円)
*要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
*振込先 三井住友銀行上町支店 (普通) 1353923
カ)リュウショウカンショテン
申込み・お問合せ:隆祥館書店 TEL:06-6768-1023
住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4 谷町6丁目⑦番出口向かい
Eメ-ル:ryushokan@eos.ocn.ne.jp
主催:隆祥館書店
後援:暮しの手帖社