2016年9月15日(木)

日本を代表する2人の知性が徹底討議!日本は、いつ主権を回復できるのか? 内田樹 × 白井聡 トークセッション

今回は、思想家の内田樹さんと政治学者の白井聡さんにご登場いただけることになりました。

戦後日本の政策決定は国会による意思決定ではなく、米国の意思を「忖度」した意思決定を行ってきました。内田樹さんと政治学者の白井聡さんは、本書で日本の民主主義を「属国民主主義」と定義づけておられます。

その象徴的事例として、昨年の安保法制制定以降の動向などを提示。このままの日本でいいのかという問題意識のもと、日本の統治構造の変化を「霊性」「コスパ化」「幼稚化」「消費化」「階級化」「数値化」といったキーワードとともに分析し、討議された本をもとにさらに詳しくお話を聞きたいと思います。

日本を代表する2人の知性が徹底討議!日本は、いつ主権を回復できるのか?
本当の民主主義は、どのようなかたちで実現できるのか?知るためにも、ぜひこの機会にご参加下さい。

内田 樹(うちだ たつる)
1950年東京生まれ。思想家、武道家、神戸女学院大学名誉教授。
東京大学文学部仏文科卒業、東京都立大学大学院博士課程中退。専門はフランス現代思想、武道論、教育論、映画論など。凱風館館長、多田塾甲南合気会師範。
著書に『ためらいの倫理学』(角川文庫)、『街場のアメリカ論』(文春文庫)、『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書、第6回小林秀雄賞受賞)、『日本辺境論』(新潮新書、新書大賞2010受賞)、『日本の反知性主義』(編著、晶文社)、『街場の戦争論』(ミシマ社)、『日本戦後史論』(白井聡氏との共著、徳間書店)などがある。
第3回伊丹十三賞受賞。

白井 聡(しらい さとし)
1977年東京生まれ。政治学者、思想史家、京都精華大学人文学部専任講師。
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得退学。博士(社会学)。
著書に『未完のレーニン』(講談社選書メチエ)、『「物質」の蜂起をめざして――レーニン、<力>の思想 増補新版』(作品社)、『永続敗戦論』(太田出版、第35回石橋湛山賞、第12回角川財団学芸賞受賞)、『日本劣化論』(共著、ちくま新書)、『「戦後」の墓碑銘』(金曜日)、『戦後政治を終わらせる』(NHK出版新書)などがある。

開催日:平成28年9月15日(木)
時 間:18:30 開場   19:00 開演
会 場:隆祥館書店5階 多目的ホ-ル
参加費: (内訳 参加費:1,500円 +本代1,728円) 合計3,228円
講演のみ:2,500円
当日の場合:(2,000円+本代1.728円) 合計3.728円
(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)

*振込先
三井住友銀行上町支店(普通)1353923
カ)リュウショウカンショテン

申込み・お問合せ: 隆祥館書店 TEL:06-6768-1023
住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4 谷町6丁目⑦番出口向かい
Eメ-ル:ryushokan@eos.ocn.ne.jp

主催:隆祥館書店
後援:東洋経済新報社

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