“九州を『本の島』にしたい、と考えています。本が好きな人が飛行機に乗ってでも訪れたい、そういう場所にしたいのです。 ”(伽鹿舎HPより)
九州の書店限定で書籍を販売している、熊本の文藝出版社・伽鹿舎。
地域限定販売だからといって、全国の出版物に引けを取りません。
今年8月には、『抄訳 アフリカの印象』(著者 レーモン・ルーセル、訳者 國分俊宏、挿画 坂口恭平 )を刊行しました。
その中心人物は、加地葉さん。
日本の『片隅』から文藝シーンをつくりだしていこうとしています。
“田舎から消えゆく本と人が出会える場所。本の未来を考え続けてようやくみつけた持続可能なカタチは、日本一長い駅名をもつ駅に週末だけあらわれる古本屋。それが「ひなた文庫」です。”(ひなた文庫HPより)
南阿蘇鉄道「南阿蘇水の生まれる里 白水高原駅」で週末のみ営業する古書店・ひなた文庫。
本屋さんがなかった地域に、本を届けています。
店主は、竹下恵美さんと中尾友治さんのお二人。
熊本地震により南阿蘇鉄道は甚大な被害を受け、駅舎での活動も継続が難しい状態でしたが、仮店舗や、駅舎に戻り1日限りの営業をするなど、現在も本屋さんを続けています。
それぞれ、本業を別に持ちながら、九州を本の島にするために、南阿蘇の人々に本を届けるために、様々な取り組みをされています。
「九州限定配本」、「南阿蘇での週末営業」、「九州以外の人たちとの交流」。
伽鹿舎とひなた文庫、普段のそれぞれの取り組みと、ときに一緒に企む取り組みと。
それぞれ交差させながら、じっくりとお話をうかがいます。
また、本日に限り、普段は九州でしか販売していない伽鹿舎の書籍を、B&Bでお買い求めいただけます。
下北沢B&Bで、九州のトークと本とを是非お楽しみください!
出 演 _
加地葉(伽鹿舎)
竹下恵美(ひなた文庫)
中尾友治(ひなた文庫)
時 間 _ 15:00~17:00 (14:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order