2016年9月23日(金)

『反東京オリンピック宣言』(航思社)出版記念トークイベント「五輪ファシズムを迎え撃て」 鵜飼哲 × 山本敦久 × 小笠原博毅

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開催日時:2016年09月23日(金)19:00開場 19:30開演

鵜飼哲(一橋大学大学院言語社会研究科教授)
小笠原博毅(神戸大学大学院国際文化学研究科教授)
山本敦久(成城大学社会イノベーション学部准教授)

リオ五輪はメダルラッシュなどと言われ、巷ではお祭り騒ぎでした。しかし4年後の2020年東京オリンピックは?
裏金不正疑惑(その後どうなった?)、膨れ上がる開催費用(負担するのは日本/東京の在住者!)、野宿者排除、エンブレム・競技場問題……。
さらに、東日本大震災からの「復興」アピールを名目にしているにもかかわらず、安倍首相が世界に向けて発した「アンダーコントロール」というデタラメ虚偽発言が示すように、福島原発事故など存在しなかったかのように開催されようとしています。
こうした解決しようのない数多くの問題が山積・噴出しているなか、なぜあえて東京で(日本で)オリンピックを開かねばならないのでしょうか。
開催の返上・中止にむけた一歩を踏み出すべく、本書に寄稿した3人の論者たちが討論します!

【登壇者紹介】
鵜飼哲(うかい・さとし)
一橋大学大学院言語社会研究科教授(20世紀フランスの文学・思想)。著書に『主権のかなたで』(岩波書店、2008年)、訳書にJ・デリダ『友愛のポリティックス』(共訳、みすず書房、2003年)など。

山本敦久(やまもと・あつひさ)
成城大学社会イノベーション学部准教授(スポーツ社会学)。著書に『身体と教養』(編著、ナカニシヤ出版、2016年)、『オリンピック・スタディーズ』(共著、せりか書房、2004年)など。

小笠原博毅(おがさわら・ひろき)
神戸大学大学院国際文化学研究科教授(文化研究)。著書に『黒い大西洋と知識人の現在』(編著、松籟社、2009年)、訳書にJ・プロクター『スチュアート・ホール』(青土社、2006年)など。

【書籍】
『反東京オリンピック宣言』
小笠原博毅・山本敦久(編著)
A5版並製、272頁
本体2200円+税
2016年8月
航思社

「アンダーコントロール」などという安倍首相による世界に向けた虚偽発言、裏金不正疑惑、抵抗するアスリートの排除、野宿者排除・人権蹂躙、だるま式に膨れ上がる開催費用/まやかしの経済効果、環境汚染、置き去りにされる福島復興・原発対策……
様々な問題が山積・噴出しているにもかかわらず、なぜ東京でオリンピックを開かねばならないのか?
政府・東京都・広告業界、それらと一体と化したマスメディアが、これらの問題に目を耳を口を閉ざして歓迎ムードを醸成、反対の声を抑圧するなか、2020東京オリンピック開催に対して、スポーツ、科学、思想、哲学、社会学などの研究者・活動家12人による根源的な異議申し立て。

★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※事前のご予約が必要です。1階サービスコーナーもしくはお電話にてご予約承ります。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)

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