松本哉さんの著書『世界マヌケ反乱の手引書―ふざけた場所の手引書』が、9月7日発売されます。
著者の松本哉さんは、2008年『貧乏人の逆襲!』で注目をあび、2011年「原発やめろデモ!!!!!」で数万人を集め、現在は「マヌケゲストハウス」や「なんとかバー」などを運営しつつ、アジアで消費社会とは別の暮らし方を探る人々と交流を重ねています。
そして、この9月11~17日の期間、東京各地で行われる大イベント「NO LIMIT 東京自治区」で、アジアの人々を招き、音楽、映画、トーク、写真etc.を30イベント以上開催します。
「NO LIMIT 東京自治区」
一方、ゲストの栗原康さんは、伊藤野枝や大杉栄の生き方やアナキズムを研究を通して、国にとらわれない、資本主義、消費社会とは別の、「はたらかなかないで、たらふく食べる」生き方を探っています。
たくさん働いてお金を使う消費社会とは別の、楽しい暮らしの実践法とは? 国を超えて暮らすには? お二人と一緒に考えてみましょう。ぜひご参加ください。
【出演者プロフィール】
栗原康(くりはら・こう)
1979年、埼玉県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科・博士後期課程満期退学。東北芸術工科大学非常勤講師。専門はアナキズム研究。著書に、『大杉栄伝―永遠のアナキズム』(夜光社)(第5回「いける本大賞」受賞、紀伊國屋じんぶん大賞2015第6位)、『はたらかないで、たらふく食べたい―「生の負債」からの解放宣言』(タバブックス)(紀伊國屋じんぶん大賞2016第6位)などがあ
松本哉(まつもと・はじめ)
1974年東京生まれ。リサイクルショップ「素人の乱5号店」店主。高円寺北中通り商栄会副会長。96年「法政の貧乏くささを守る会」結成以来、各地でマヌケな反乱を開始。2005年、東京・高円寺で山下陽光らと「素人の乱」をオープン。その後、「3人デモ」「俺のチャリを返せデモ」「家賃をタダにしろデモ」「原発やめろデモ!!!!!」ほかとんでもないデモを行う。現在は高円寺でゲストハウス、飲み屋なども運営しつつ海外のオルタナティブスペースとの交流を深め、「世界マヌケ革命」を目指す。著書に『貧乏人の逆襲――タダで生きる方法』(ちくま文庫)、『貧乏人大反乱』(アスペクト)など。共著に、『素人の乱』(河出書房新社)、『さよなら下流社会』(ポプラ社)、『原発とデモ』(筑摩書房)など。
時 間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場 所 _ 本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order