2016年10月10日(月)

『チロルくんのりんごの木』(NHK出版)刊行記念 荒井良二 トークイベント

logo_abc1009月10日に最新絵本『チロルくんのりんごの木』(NHK出版)を上梓した、絵本作家の荒井良二さん。アルプス地方に伝わる“家族の木(ファミリーツリー)”の風習をモチーフに、日々のいとなみやうつろい、生まれ育った土地のかけがえのなさを、荒井さんらしい目線で描いた本書。普遍的な日常の風景や出来事に対する愛おしさ、誇らしさ、それらが連綿と未来へ続いていくことの喜びと希望が込められ、大人も子どもも、読んだ後には心にじんわりと温もりが宿る、感動に満ちた絵本です。

今回は、荒井さんに本書の製作秘話や本書に込めた思いについて存分に語っていただきます。また、本書が原作となったNHKの同名アニメ(2016年3月放送)や、本書をもとに実際に荒井さんがアルプス地方でロケをしてつくられたドキュメンタリー番組(詳細は下記参照)のことについてもお話しいただきます。荒井さんが現地の人々や空気に触れ、何を感じ取ったのか――。どうぞご期待ください。

トークショー終了後にはサイン会も開催いたします。

「荒井良二のえほんじゃあにい」
NHK BSプレミアム / 10月22日(土)18時30分~19時59分

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概要
日程:2016年10月10日 (月)
時間:14:00~15:30 開場 13:30
料金:1,080円(税込)
定員:110名様
会場:本店 大教室

お問合せ先
青山ブックセンター 本店
03-5485-5511 (10:00~22:00)

荒井良二 あらい・りょうじ
1956年生まれ、山形県出身。『ルフランルフラン』で日本絵本賞、『たいようオルガン』でJBBY賞、『あさになったので まどをあけますよ』で産経児童出版文化賞・大賞を受賞するほか、ボローニャ国際児童図書展特別賞、小学館児童出版文化賞、講談社出版文化賞絵本賞など受賞多数。2005年には日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞。主な絵本に『はっぴいさん』『きょうというひ』『うちゅうたまご』『えほんのこども』『モケモケ』『ねんどろん』『ねむりひめ』『そりゃあもう いいひだったよ』などがあり、そのほかに、作品集『metaめた』、マンガ『ホソミチくん』を刊行、音楽CD「どこからどこまでいつどうやって」をリリースするなど多方面で活動を展開している。

書籍情報
『チロルくんのりんごの木』
荒井良二 著
定価 本体1,600円+税

誕生と成長、四季の風景、幼なじみとの恋、続く未来……。日々の営みやうつろいと、生まれ育った土地のかけがえのなさを荒井良二が描いた、“ファミリーツリー”・りんごの木にまつわる愛おしく感動に満ちた物語。NHKアニメ『チロルくんのりんごの木』(2016年3月放送)の原作絵本。

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