2016年9月16日(金)

阿部潔 × 小笠原博毅 もうレガシーなどいらない 『反東京オリンピック宣言』(航思社)刊行記念トーク(2016/09/06)

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2016年9月16日(金)19:00開演

阿部潔(メディア論/関西学院大学教授)
小笠原博毅(文化研究/神戸大学教授)

多額の債務、ぺんぺん草の生えた競技場跡、後回しにされた福祉や教育。負の「レガシー」は明々白々。しかしオリンピックは未だに正の「レガシー」を生み出すことを期待されている。いや、そうでもしないとこのメガ・イヴェントを開催する理由が見つからないのだ。そして二〇二〇年東京大会は、放射能汚染をないことにし、「復興」を置き去りにしようとしている。もうやめませんか、オリンピック?
本書共編者と寄稿者が「レガシー」という不気味なものについて討論します。

阿部潔(あべ・きよし)1964年生。著書に『監視デフォルト社会:映画テクストで考える』(青弓社、2014)、共訳書にウィリアム・ウォルターズ『統治性 フーコーをめぐる批判的な出会い』(月曜社、2016)など。『反東京オリンピック宣言』には「先取りされた未来の憂鬱ー東京二〇二〇年オリンピックとレガシープラン」を寄稿。

小笠原博毅(おがさわら・ひろき)1968年生。編著に『黒い大西洋と知識人の現在』(松籟社、2009)、共訳書にウィリアム・ウォルターズ『統治性 フーコーをめぐる批判的な出会い』(月曜社、2016)など。カルチュラル・スタディーズ学会機関誌「年報カルチュラル・スタディーズ」編集代表。『反東京オリンピック宣言』共編者。

会場・受付 3階カウンター前特設会場。
入場料無料(定員30名)
ジュンク堂書店 難波店 TEL 06-4396-4771

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