2016年10月5日(水)

『異境の文学』(アーツアンドクラフツ)刊行記念 金子遊さん × 富岡幸一郎さんトーク&サイン会 「異境の日本語文学を旅して歩く」

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『異境の文学 小説の舞台を歩く』は、永井荷風と遠藤周作のリヨン、中島敦のパラオ、江藤淳のアメリカ、山川方夫の二宮、川崎長太郎の小田原、藤枝静男の天龍川・大井川をスリリングに論じています。 文学作品とそれぞれの土地がもつ集合的な記憶をフィールドワークと批評によってあぶりだす、『辺境のフォークロア』の新鋭批評家・金子遊さんによる斬新な切り口の論集。文芸評論家の富岡幸一郎氏を迎えて、著者とのトークイベントを開催します。 パラオと小田原における「文学散歩」を記録した短編ドキュメントも上映予定です。

日  時|2016年10月5日(水) 開場18:45/開演19:00

会  場|紀伊國屋書店新宿本店8階イベントスペース

参加方法|無料でご観覧いただけるイベントです。2016年9月21日(水)午前10時よりお電話にて座席のご予約を受け付けいたします。(先着50名)

ご予約電話番号:03-3354-5702新宿本店2階文学書売場直通(10:00~21:00)
※当店に繋がる他の電話番号にかけられてもご予約は承れませんのでご注意下さい。
※間違い電話が頻発しています。上記の電話番号を今一度お確かめの上お掛け下さい。
※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。
★トーク終了後、サイン会を行います。対象書籍は当日会場にて販売いたします。

【出演者プロフィール】
金子 遊(かねこ・ゆう)
1974年埼玉生まれ。批評家、映像作家。著書に『辺境のフォークロア』(河出書房新社)。編著に『フィルムメーカーズ 個人映画のつくり方』『吉本隆明論集』(アーツアンドクラフツ)、『クリス・マルケル 遊動と闘争のシネアスト』(森話社)、『国境を超える現代ヨーロッパ250 移民・辺境・マイノリティ』(河出書房新社)など。慶應義塾大学ほか非常勤講師。ドキュメンタリーマガジン「neoneo」編集委員。

富岡幸一郎(とみおか・こういちろう)
1957年東京生まれ。中央大学卒業。在学中「意識の暗室」で『群像』新人文学賞優秀作受賞。評論活動を開始する。関東学院大学文学部教授。鎌倉文学館館長。著書『内村鑑三』『批評の現在』『仮面の神学 三島由紀夫論』『使徒的人間カール・バルト』『文芸評論集』『非戦論』『新大東亜戦争肯定論』『スピリチュアルの冒険』『最後の思想—-三島由紀夫と吉本隆明』など多数。

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