2014年10月22日(水)

『アフター・モダニティ 近代日本の思想と批評』『だから日本はズレている』矢崎彰容さん×古市憲寿さんライブトーク@ふらっとすぽっと!

10月22日(水)19:00~は『アフター・モダニティ――近代日本の思想と批評』著者・先崎彰容さん、『だから日本はズレている』著者古市憲寿さんのライブトークをお届けします。

今や日本人すべてが共有している「閉塞感」。政治や経済政策、コミュニティのあり方をめぐって、まさに政策提言は百花繚乱となっています。たしかに多くの発言はある。だがどれもみな何となく「ズレ」ている――そんな思いを共有する若手知識人の共演。明治から現代までを俯瞰して、「この国の診方」を一緒に考えてみたいと思います。
新宿南店で『アフター・モダニティ――近代日本の思想と批評』(税込2,376円、10月6日発売予定)、『だから日本はズレている』(税込799円)をお買い上げの方はライブトーク終了後のサイン会にご参加いただけます。
ぜひ3階イベントスペース〈ふらっとすぽっと〉にお立ち寄りくださいませ!

出演者プロフィール
先崎彰容
(せんざき・あきなり)
1975年生まれ。東日本国際大学東洋思想研究所准教授。東京大学文学部倫理学科卒業。東北大学大学院文学研究科日本思想史博士課程単位取得終了、博士(文学)。その間、文部科学省政府給費(日仏共同博士課程)留学生として、フランス国社会科学高等研究院(EHESS)に留学(専攻:国際日本学)。著書に『ナショナリズムの復権』(ちくま新書、2013年)、『高山樗牛――美とナショナリズム』(論創社、2010年)、『個人主義から〈自分らしさ〉へ――福澤諭吉・高山樗牛・和辻哲郎の「近代」体験』(東北大学出版会、2010年)など。

古市 憲寿
(ふるいち・のりとし)
1985年生まれ。社会学者。東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍。慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)。若者の生態を的確に描出した著書『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社、2011年)で注目を集め、同世代の本音と実情を代弁する若手論客として活躍。内閣府国家戦略室「フロンティア分科会」部会委員、「クールジャパン推進会議」委員なども務める。著書に、世界の戦争博物館を観察した『誰も戦争を教えてくれなかった』(講談社、2013年)、日本社会に潜む様々な弱点や幻想に切り込んだ『だから日本はズレている』(新潮新書、2014年)など。

編集者
花田太平
(はなだ・たいへい)
北樹出版編集部。「叢書 新文明学」(2014年~)の担当編集者。藤井聡・羽鳥剛史『大衆社会の処方箋』(2014年1月)、内村理奈編著『ファッションビジネスの文化論』(2014年10月発売予定)、小俣和義編著『こころのケアの基本』(2013年)ほか
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〈ふらっとすぽっと〉でのライブトークはすべて入場無料、予約不要です。仕事帰りに立ち寄るとちょっと得した気分になれるかも。

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