2016年10月7日(金)に公開される映画『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』
「グレート・ギャツビー」のフィッツジェラルドや、「老人と海」のヘミングウェイを無名時代に発掘した実在のカリスマ編集者マックス・パーキンズ。そして彼が天才と認めた若き無名作家トマス・ウルフ。
父と息子のような絆で結ばれた二人の、ベストセラー誕生の裏側に隠された闘いと友情の物語は、アメリカ文学史上類まれなエピソードとして現在も語り継がれている。
編集者パーキンズを演じるのは、『キングスマン』のコリン・ファース、作家トマス・ウルフを『シャーロック・ホームズ』のジュード・ロウが演じ、夢の初共演を果たす。他にもニコール・キッドマン、ローラ・リニー、ガイ・ピアースらハリウッドが誇る演技派俳優が集結。
そんな映画『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』公開直前に、山崎まどかさん、福田里香さんが登壇。作家と編集者、パーキンズとウルフを生んだアメリカ文学、そして今回初共演のコリン・ファースとジュード・ロウについて、お二人の独自の視点から、余すところなく語っていただきます。
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【出演者プロフィール】
山崎 まどか(やまざき・まどか)
コラムニスト。東京都生まれ。文筆家、翻訳家。女子文化についての書籍、映画、音楽などカルチャー全般に造詣が深い。主な著書に『オリーブ少女ライフ』(河出書房新社)『女子とニューヨーク』(メディア総合研究所)『イノセント・ガールズ—20人の最低で最高の人生』(アスペクト)『女子映画スタイル—ときめきのガールズ・ムーヴィ』(講談社)。10月下旬に訳書のレナ・ダナム「ありがちな女じゃない」(河出書房新社)が発売。
福田里香(ふくだ・りか)
お菓子研究家。福岡生まれ。武蔵野美術大学卒。レシピ本は『フードを包む』(柴田書店)、『フレーバーウォーター』『自分でつくるグラノーラ』(文化出版局)など多数。まんがのイメージをお菓子にしたレシピ&コラムに『まんがキッチン』(アスペクト/文春文庫)、『まんがキッチン おかわり』(太田出版)、フード理論のコラム集『ゴロツキはいつも食卓を襲う』(共に太田出版)がある。装苑のフードコラム連載は17年目。