2016年10月7日(金)

藤野可織 × 西崎憲 「藤野さんと西崎さんの小説散歩」『たべるのがおそい』vol.2(書肆侃侃房)刊行記念

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――わたしたちは誰もが重力というものに支配されています。
「たべるのがおそい」は、その重力を少し弱めてみたいと思っています。
読んでいるあいだ、少し動きやすく、歩きやすい、
それがこの一風変わったタイトルの文学誌の目標です。――
http://www.tabeoso.jp
あたらしい文芸誌『たべるのがおそい』2号の刊行を記念して、作家、翻訳家であり、この雑誌の編集長である西崎憲さんと、作家の藤野可織さんのトークイベントを行います。
『たべるのがおそい』について、好きな小説について、小説を書くことや日常について、散歩するようにお話いただきます。
また当日はどこよりも早く『たべるのがおそい』2号を販売!
刷りたてほやほやの本誌をお手元に、ぜひお話を聴きにいらしてください。

西崎憲(にしざき けん)
翻訳家、作家、日本翻訳大賞選考委員、文学ムック『たべるのがおそい』編集長。
訳書に『郵便局と蛇』コッパード、『ヴァージニア・ウルフ短篇集』『ヘミングウェイ短篇集』(ちくま文庫)、『第二の銃声』バークリー(創元推理文庫)など。編纂・共訳に『短篇小説日和』『怪奇小説日和』(ちくま文庫)など。共訳書に『ピース』ウルフ(国書刊行会)など。著書に第十四回ファンタジーノベル大賞受賞作『世界の果ての庭』(東京創元社)、『蕃東国年代記』(新潮社)、『ゆみに町ガイドブック』(河出書房新社)『飛行士と東京の雨の森』(筑摩書房)など。
ほかに音楽レーベル〈dog and me records〉リーダー。ギターポップバンド〈スイスカメラ〉ギター担当。現在ロックミュージックの歴史をまとめた電子書籍を準備中。

藤野可織(ふじの かおり)
小説家。2006年「いやしい鳥」で第103回文學界新人賞(『いやしい鳥』文藝春秋)、2013年「爪と目」で第149回芥川龍之介賞(『爪と目』新潮文庫)、2014年『おはなしして子ちゃん』(講談社)で第2回フラウ文芸大賞受賞。他の著書に『パトロネ』(集英社文庫)、『ファイナルガール』(扶桑社)、『ぼくは』(フレーベル館、絵=高畠純)、『木幡狐』(講談社、絵=水沢そら)など。共著に『名探偵登場!』(講談社文庫)、『アイアムアヒーローTHENOVEL』(小学館)、『泥酔懺悔』(ちくま文庫)など。

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時間:19:00〜21:00 (18:30受付開始) / 料金:1500+500yen 1drink

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