【丸善 名古屋本店】開催日時:2016年10月22日(土)
16時~ 1Fイベントスペースにて
要・予約(店頭or電話にて事前の予約を受け付けております)
学術書はいまたくさん出版されているにもかかわらず、大学や学問をめぐる言説や政策では、書物というものが見えにくくなっています。
それは、デジタル化が進む社会にあって、書物がゆらいで見える姿とも対応しているでしょう。
そうしたなか、学術書を出版する意味 とは何か、
魅力的な本をつくるにはどうしたらいいのか――。
橘宗吾
名古屋大学出版会 専務理事・編集部長。大学出版部協会理事。
1963年生まれ。1989年京都大学文学部卒業。
以後、一貫して名古屋大学出版会で学術書の編集に携わり、1997年より編集部の責任者も務める。
人文学・社会科学を中心に幅広い分野の書籍を手がけ、担当した書籍は、さまざまな学会賞のほか、日本学士院賞、大佛次郎賞、毎日出版文化賞、日経・経済図書文化賞、サントリー学芸賞、アジア・太平洋賞、大平正芳記念賞、角川源義賞、和辻哲郎文化賞、渋沢・クローデル賞、マルコ・ポーロ賞、ピーコ・デッラ・ミランドラ賞、レッシング翻訳賞、日本翻訳文化賞、同出版文化賞などを受賞。受賞数は100を超える。そのかん名古屋大学出版会も、1998年の梓会出版文化賞特別賞のほか、2007年に「学術分野での先駆的出版活動」が認められて中日文化賞を受賞した。