10月に初の絵本作品となる『ぼくのにゃんた』が刊行になった、現代アーティストの鈴木康広さん。巨大な造形物からtwitterに投稿する見立て写真など、様々なメディアで作品発表をされる鈴木康広さんが、絵本に興味を持たれたきっかけ、アートと絵本の接点や相違点など、アートと絵本にまつわる話を伺います。
対談相手は、人気絵本作家、イラストレーターのヨシタケシンスケさん。今から13年前にすでに面識のあったおふたり。美術大学でアートを学ばれたおふたりが、現代アート、イラストレーション、そして絵本と、多様なメディアで作品発表をされるに至った経緯や、作品制作時のエピソード、表現メディアとしての絵本の可能性などについて、存分に語り合っていただきます。
終了後、お二人のサイン会も開催いたします。
概要
日程:2016年11月23日 (水)
時間:14:00~15:30 開場13:30
料金:1,080円(税込)
定員:110名様
会場:本店 大教室
お問合せ先
青山ブックセンター 本店
03-5485-5511 (10:00~22:00)
鈴木康広 すずき・やすひろ
アーティスト。1979年、静岡県浜松市生まれ。2001年、東京造形大学デザイン学科卒業。日常の見慣れたものを新鮮な感覚でとらえ直す数多くの作品を制作。代表作に「ファスナーの船」「まばたきの葉」「空気の人」「りんごのけん玉」などがある。2014年水戸芸術館、金沢21世紀美術館で個展を開催。2016年、「ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016」に日本代表として公式参加。2015年、毎日デザイン賞受賞。作品集に『まばたきとはばたき』『近所の地球』(ともに青幻舎)がある。本書が初の絵本作品となる。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科准教授、東京大学先端科学技術研究センター中邑研究室客員研究員。
www.mabataki.com
ヨシタケシンスケ
イラストレーター、絵本作家。1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集や、児童書の挿絵、装画、イラストエッセイなど、多岐にわたり作品を発表。絵本デビュー作『りんごかもしれない』で、第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、第61回産経児童出版文化賞美術賞、『りゆうがあります』で、第8回MOE絵本屋さん大賞1位など、数々の賞を受賞。著書にスケッチ集『デリカシー体操』(グラフィック社)、絵本『りんごかもしれない』『このあと どうしちゃおう』『もう ぬげない』(ブロンズ新社)、『りゆうがあります』(PHP研究所)などがある。2児の父。
www.osoraku.com
書籍情報
『ぼくのにゃんた』
10月7日発売予定
鈴木康広 / 作
本体1,200円+税
ブロンズ新社 書籍紹介ページ