【隆祥館書店】
今回は『大阪「映画」事始め』を上梓された生粋の浪花っ子、武部好伸さんにご登場いただけることになりました。
やっぱり大阪が「映画」の街やねん!大阪は映画「興行」の発祥地のみならず、映画「上映」の発祥地である可能性が高いことがわかりました。
資料によるとシネマトグラフだけではなく、米国エジソン社が開発したヴァイタスコープも日本に渡来しており、そのヴァイタスコープの試写が1896年12月、難波の鉄工所で行われ、京都でのシネマトグラフの試写よりも1カ月以上早かったのです。
今年は正真正銘、映画上陸120年。心斎橋の輸入商・荒木和一が単身渡米しエジソンに直談判して輸入したヴァイタスコープ。かたや京都の実業家・稲畑勝太郎がフランスから引っさげてきたシネマトグラフ。両者によってドラマチックな攻防が展開されました。
舞台はすべて大阪。大阪と映画、いかなる関わりがあるのか本書をもとにひも解いていただきます。大阪の誇り!! と、思われること間違いなしです。ぜひご参加下さい。
武部好伸(たけべ・よしのぶ)
エッセイスト。1954年 大阪市生まれ。
大阪大学文学部美学科卒業。元読売新聞大阪本社記者。
映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本経済新聞、その他多くのメディアに映画評、映画エッセーを寄稿。日本ペンクラブ会員、関西大学社会学部非常勤講師。著書に『ウイスキー アンド シネマ 琥珀色の名脇役たち』(淡交社)、『シネマティーニ 銀幕のなかの洋酒たち』(同)、『ぜんぶ大阪の映画やねん』(平凡社)、「ケルト」紀行シリーズ全10巻(彩流社)、『スコットランド「ケルト」の誘惑~幻の民ピクト人を追って』(言視舎)などがある。
「大阪が映画発祥地! その真相をひも解く」『大阪「映画」事始め』彩流社 発刊記念イベント
著 者:武部好伸
聞き手:二村知子
開催日:平成28年10月29日(土)
時 間:16:30開場 17:00開演
会 場:隆祥館書店5階 多目的ホ-ル
参加費:3,000円(内訳 参加費:1,056円 +本代1,944円をご購入いただきます。)
講演のみ:2,500円
※当店にて書籍ご購入の方のみ、サイン会、及び、懇親会へのご参加が可能です。
当日の場合:3,500円 (1,556円+本代1.944円) 講演のみ:3,000円
(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
*振込先
三井住友銀行上町支店(普通)1353923
カ)リュウショウカンショテン
申込み・お問合せ:隆祥館書店 TEL:06-6768-1023 住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4 谷町6丁目⑦番出口向かい
Eメ-ル: ryushokan@eos.ocn.ne.jp
主 催:隆祥館書店
後 援:彩流社