◆「編集の広場」とは?
ここでいう編集とは、ある課題に対して人・モノ・情報を集め、課題解決となる企画を立て、新たな価値を生むこと。決して出版業界の方だけでなく、どんな仕事にも必要な考え方だと感じています。「編集の広場」は、毎回雑誌『&Premium』エグゼクティブディレクターの柴田隆寛さんと、「博報堂ケトル」クリエイティブディレクター石原篤さんをお迎えし、(時にはゲストもお迎えして)これからの編集について考えていくイベントです。
編集だからこそ、できること。
第3回『編集の「巻き込み力」~BEAMSに聞く、チームジャパンという考え方~』
行政も巻き込み、店舗、書籍、WEBなど、多様なメディアで日本のものづくりの魅力を発信しているアパレルブランドBEAMSの「BEAMS JAPAN」プロジェクトについて、バイヤーの鈴木修司さんをゲストとしてお招きし、その編集力についてお聞きします。
販売商品はファッションの枠を超え、販売場所は〈BEAMS〉店舗の枠を超え、届けるために、共感してもらうために、いかに作り手を巻き込み、お客さんを 巻き込みむか……そんな〈BEAMS〉の持つ編集力・巻き込み力について探ってみましょう。今回は、広告を軸にお仕事をされている「博報堂ケトル」の石原篤さんが聞き手となり、神戸市との協業プロジェクト 「BEAMS EYE on KOBE」 のガイドブックの編集を担当した『&Premium』ディレクターの柴田隆寛さんとともに、みなさんと考えていきます。
■ゲスト:
柴田隆寛さん(『&Premium』エグゼクティブディレクター)
編集者。マガジンハウス刊行のクオリティライフ誌『& Premium』エグゼクティブ ディレクター。広告やイベント制作、ブランディングなど、メディアや領域に縛られない編集スタイルが信条。主な編著書に『TOOLS』『リサ・ラーソン作品集』『ビームスの沖縄』など。その他、編集を手がけた書籍に『恐竜仮面』(著者・谷川俊太郎、下田昌克、藤代冥砂)、『柚木沙弥郎 92年分の色とかたち』などがある。
石原篤さん(博報堂ケトルクリエイティブディレクター)
クリエイティブディレクター・編集者。博報堂ケトル所属。プロモーション発想で、広告・PR・SPの枠組みを超えた統合型コミュニケーションの仕事を行う。業界ウケの新しそうなことより、”人を動かす足腰の強いリアルなプランニング”が強み。主な仕事に、「MOSDO!(モス×ミスド)」「Mercedes – Benz Connection」「Star Fes.(SevenStars)」「niko and …TOKYO」「antenna*」「忍者女子高生(C.C.レモン)」「ほろよいエリカ(ほろよい)」「Village Vanguard Magazine」編集長など。自著に「これからの『売れるしくみ』のつくり方」がある。
鈴木修司さん(〈BEAMS JAPAN〉バイヤー)
1976年生まれ。三重県松阪市出身、鎌倉在住。1998年〈BEAMS〉入社。メンズ重衣料からメンズカジュアルウェア、そして〈fennica〉の前身である〈BEAMS MODERN LIVING〉の店舗スタッフを経て、〈fennica〉のMD、 〈B:MING LIFE STORE〉のバイヤーに。現在は、2016年春よりスタートした〈BEAMS JAPAN〉のバイヤーを担当。
■日時:2016年10月28日(金)20時~21時半(開場19時半)
*トークイベント後に、会場近辺で懇親会を予定しております。ご興味のある方は当日是非ご参加ください。
■場所:SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS店内
■参加費:事前予約 1,500円/当日券1,800円
*ドリンクのご用意もございます。
*当日券は発行されない場合がございます。あらかじめご了承ください。
■定員:60名
■申込:こちらからお申し込みください。http://www.shibuyabooks.co.jp/spbseventform1014/
■ご意見、ご質問:ご応募フォームより、ゲストへの事前のご質問も承っております。
前回第一回についてのご質問も含めどんなに些細なことでも構いません。ご意見、お待ちしております。