戦時下、戦後混乱期、高度成長期、そして現代。
時代の陰影を描いた小説は、なにを語りかけているのか……。
『物語の向こうに時代が見える』は、現代小説を軸にした出色の「戦後日本論」です。本書を中心に、戦後の貧しい時期に青春をすごした著者が、今は失われたもの、生きるということ、「物語の力」について、熱く語ります。
日時:2016年11月16日 (水) 19時00分~(開場:18時30分)
会場:本店 8F ギャラリー
募集人員:80名(申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
申込方法
1階カウンターにてご参加のお申込みを承ります。
当店で対象書籍『物語の向こうに時代が見える』(本体価格2000円)をご購入いただいた際、参加希望の方へ整理券をお渡しいたします。(参加整理券1枚につき、お1人のご入場とさせていただきます)
お電話によるお申込みも承ります。(電話番号:03-3281-8201)
※対象書籍のご購入はイベント当日でも構いません。
主催:八重洲ブックセンター
協賛:春秋社
川本三郎(かわもと・さぶろう)
評論家。1944年東京生まれ。『大正幻影』でサントリー学芸賞、『荷風と東京』で読売文学賞、『林芙美子の昭和』で毎日出版文化賞、桑原武夫学芸賞、『白秋望景』で伊藤整文学賞を受賞する。著書に、『東京抒情』『ギャバンの帽子、アルヌールのコート』『ロードショーが150円だった頃』『銀幕の銀座』『成瀬巳喜男 映画の面影』『我もまた渚を枕』『ミステリと東京』『ひとり居の記』などがある。