2016年11月2日(水)

コトバナプラスvol.04 住んで伝える、ローカルデザインの新世代 〜未来の種を残す 【Rethink FUKUOKA PROJECT】vol.026 黒川真也 × 土屋誠 × 小倉ヒラク

logo_rethink自らがその地の「住人」になることで、文化や産業のルーツを新しく再定義するローカルデザイン。連続シリーズ『 コトバナプラス 』。
4回目のゲストは、沖縄県読谷村に移住し、地元沖縄の一次産業や工芸文化のルーツを伝え続けるデザイン事務所、アイデアにんべんの黒川真也さんと東京のデザイン業界を経た後、地元山梨県北杜市にカムバックして地元山梨のライフスタイルを伝えるフリーペーパーBEEKを創刊した土屋誠さんのお二人をお迎えします。
外側の視点を持ちつつ、ただの第三者でない、当事者になることで生まれる可能性や広がりについて考えます。メディア運営に興味のある方や物事を実践する力にヒントを得る回になりそうです。

About Rethink FUKUOKA Project
コミュニケーションや働き方、ライフスタイルに大きな変化をもたらしている福岡。
新しい産業やコミュニティ、文化が生まれるイノベーティブで
エネルギッシュな街となっています。
そのチカラの根底には、この街に魅力を感じて、
自らが発信源となっている企業や人がいます。
ReTHINK FUKUOKA PROJECTは、
「ReTHINK FUKUOKA」をテーマに、
まったく異なるジャンルで活躍する企業や人々が集い、
有機的につながることで
新しいこと・ものを生み出すプロジェクトです。

出演者情報

ゲスト
黒川真也/アイデアにんべん 企画と言葉とデザイン
「広告をつくる人」が、都市から地方へ移住するのを珍しがられた頃(2001年)、大阪の広告会社から沖縄の広告会社に転職。一人あたりの仕事量の多さに圧倒されるなか、ある時出会った染織家から「安定なんてどこにもないんだよ」という言葉をもらい、自営業者として働く道を選ぶ。2006年、夫婦で広告やパンフレットの企画制作・編集・取材記事などを承る事務所「アイデアにんべん」を読谷村(よみたんそん)ではじめる。書くことと考えることが仕事の中心だったものが、気づけば、デザインをしたり、絵を描いたり、という毎日。沖縄県内の”地のもの”の「何を伝えるか」「どうすれば伝わるか」を、依頼者と一緒に考えて、制作している。自慢できることは、人との巡り会い運がよいこと。人見知りをする方だけど、余談は好き。

土屋誠/やまなしのアートディレクター、BEEK編集長、BEEK DESIGN代表
1979年山梨県生まれ。10年間東京で編集者/アートディレクターとして活動後、2013年5月より山梨県北杜市にUターン。やまなしの人や暮らしを伝えるフリーマガジン「BEEK」を作りつつ、デザインや編集を暮らしの中に取り入れ広く山梨を伝えている。2013年第61回朝日広告賞一般公募の部にてグランプリ受賞。

ファシリテーター
小倉ヒラク/発酵デザイナー
「見えない発酵菌たちのはたらきを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家たちと商品開発や絵本・アニメの制作、ワークショップを開催。東京農業大学で研究生として発酵学を学んだ後、山梨県甲州市の山の上に発酵ラボえおつくり、日々菌を育てながら微生物の世界を探求している。
絵本&アニメ『てまえみそのうた』でグッドデザイン賞2014受賞。2015年より新作絵本『おうちでかんたん こうじづくり』とともに「こうじづくりワークショップ」をスタート。のべ800人に麹菌の培養方法を伝授。自由大学や桜美林大学等の一般向け講座で発酵学の講師も務めているほか、海外でも発酵文化の伝道師として活動。雑誌ソトコト『発酵文化人類学』の連載、YBSラジオ『発酵兄妹のCOZYTALK』パーソナリティも務めている。

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時間:19:00〜21:00 (18:30受付開始) / 料金:1500+500yen 1drink

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